“東京レインボープライド2022”に参加してみて
今回、2021年4月24日に代々木公園で開催された”東京レインボープライド2022”にエリックゼミとして参加してきました!
今回は、手短にレインボープライドの内容と参加してみての感想についてお話していきたいと思います!
レインボープライドとは?
東京レインボープライド2022の内容と感想
今後
レインボープライドとは?
レインボープライドとは、「セクシュアルマイノリティ」が、差別や偏見にさらされることなく、より自分らしく、前向きに生きていくことができる社会の実現を目指すためのイベントです!
名前の由来
● 「レインボー」・・・虹、七つの色がLGBTを表す
● 「プライド」・・・誇り、性的少数者を誇りに思う、よりよい住みやすい社会を目指したイベント
2.レインボープライドの歴史
● アメリカ発祥
● サンフランシスコ市会議員、ハーヴェイ・ミルク氏がアメリカで初めてゲイと公言
● ギルバード・ベイカー氏がLGBTのシンボル旗を作成=レインボーフラッグ
● 1978年6月25日「サンフランシスコ・ゲイ・フリーダム・デイ・パレード」でレインボーフラッグが使用
3.パレードの歴史
▶アメリカの歴史
● 1969年、ニューヨークで警察がゲイバーを弾圧
⇒数千人が暴動を起こす(ストーンウォール事件)
● 1970年に行われたデモンストレーションがパレードのきっかけ
▶日本の歴史
● 1994年に始まった「第1回レズビアン&ゲイパレード」
● 1996年まで3回開催
⇒運営方法をめぐる対立・・・1999年まで注し
● 2000年に「東京レズビアン&ゲイパレード」として再開
● 2005年に運営団体「東京プライド」が設立。「TLGP2005」、「TLGP2006」が開催
● 2007年「東京プライドパレード」に名前を変更。
⇒レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーも含めるという意味に変更
4. なぜレインボーなのか🌈
レインボーの背景には、ゲイ・アイコンとして同性愛者に絶大なる人気を誇っていた女優、ジュディ・ガーランドの存在が大きく影響しています!
前述したストーンウォール事件の直前に彼女が急逝し、ゲイバーでは彼女の死を悲しんでいました。そんななか、警察がゲイバーを弾圧。そこに居合わせた人達が立ち上がり、暴動を起こしたことがきっかけです。
そして、彼女が歌った「Over the Rainbow」の”Rainbow”部分が性的マイノリティの人達のシンボルとなるレインボーフラッグとなったのです!
東京レインボープライド2022の内容と感想
・200を超える企業や団体(スポンサー)による開催
・各企業による出店(体験型ブースやどのように貢献しているかの宣伝)
・パレードの参加
どれほどの団体がこのイベントに力を入れているのか、それを肌で感じる素晴らしい体験でした!参加した人と参加できなかった人では絶対に温度差ができてしまうほど、一体感があり、自分事に感じるようになりました!
僕がなかでも1番感動したのは、パレードへの参加です!パレードは抽選で、参加できるかどうか分かりませんでしたが、無事当選し参加することができました!
渋谷の真ん中を皆で歩き、自分らしさを出しながら歩みを進める。周りの沿道からはレインボーフラッグを振って応援してくれる人達がいる。あんなに鳥肌がたった経験もそうはありません。本当に貴重な体験ができ、自分たちが何をできるか何をしなければならないのかを考える必要があると感じた素晴らしいイベントでした!
今後
僕は今回のイベントに参加して、僕達は何が出来るのか、何をしなければならないのかを考えるようになりました。
まだ、何ができるかは分かりませんが、何よりも素晴らしくも恐ろしくも感じたのは「数」です。普段生活しているときには、性的マイノリティは10〜13人に1人くらいと言われています。そんななかで、自分らしさを出すのは間違いなく怖いと思うのだとおもいます。
ですが、今回のパレードに参加している人達は性的マイノリティであり、その人たちを受け入れたい人達だけが集まっています。言わば、全員が自分らしくいたい人達なのです。日本人のほとんどが周りと違うことを恐れる国民性を持ち合わせています。そんな僕たちには「数」というのは時と場合により、味方にもなれば敵にもなります。
そんな「数」をいかに克服して自分たちが何をできるか、今後もエリックゼミで日々話し合いより良い社会を実現させていきたいと思います!
今回はこの辺りで失礼します!読んでくださりありがとうございます!
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