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FACT FULNESS  ハンス・ロスリング

ファクトフルネスとは、曖昧に「こうだろう」と物事を見るのではなく、世界を数値化し、物事の事実を理解することである。
「世界は良くなっている。」漠然と世界を理解しているつもりでいるなら、世界がよくなっているとは信じ難いだろう。しかし、このファクトフルネスで出てくるいくつもの質問には全てポジティブな答えが正解となっている。
実は、私たちの世界はどんどん良くなっており、教育を受けられる子供たちの数も電気を使える人の数もどんどん増えている。
その質に差はまだあるものの、受けられない・使えないという人は格段に少なくなっている。
この本を読むと、私たちがどれだけ世界を狭い視野で見ていたのかがわかる。と同時に、これから物事を理解しようと思うとき、数値化した上で分析し、しっかり事実に基づいて理解する必要があると思った。

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