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中川圭太選手のファンになって私は。

中川圭太選手のファンになったのは最近で、
きっかけは2022年のCSを決めた試合でした。
クールな印象があったので、あの時、熱くなって監督と抱擁する姿は、
私の球史に残ると思う。
オリックスファンになったのもその辺りだったか。
2022年10月2日、ベルーナドームを7回途中で後ろ髪引かれつつ、
いそいそと後にしたのが懐かしい。
あのCSが印象的で中川選手をなんとなく追いかけていたが、いつの間にか
ユニフォームも「67」を手にしていた。


魅力はクールさとその熱さとのギャップだけではない。
普段の打席に入る時の雰囲気が実にスマートで、
確実に自分の仕事をするところに憧れずにはいられない。
守備においても、あのスラっとした体躯から身軽なキャッチ。
洗練された動きから目が離せなくなる。
見た目の雰囲気や顔立ちも爽やかで、
中継で見る打席で覗く横顔にハッとしてしまう。
そして、球団のYouTubeや動画コンテンツ(オリックスはBPB DX)で
覗かせる顔は、どの選手もリラックスしているが、中川選手も
またそんな感じで、よりファンになってしまう。沼の完成だ。


私はそれほど自分の真面目さが好きではなかった。
周囲に「真面目」と思わせると、同時につまらなさが際立つのではないかと思ったからだ。
それでもチームのなかで「真面目」と言われる中川さんを見ていて、
つまらないなんて思わなかった。中川さんの真面目は誠実さに直結する。
私の真面目さも、誠実さに繋げられるなら今の自分から、
よりかっこよくなれるかもしれない。
私はここから、「愛されルートA or B?」からCの道が見えそう。

私はまだ大学生で仕事はこれから。ただ中川選手の確実に仕事をしつつ、
打線は水ものだから波があっても、後続に繋がるような出塁をする姿は、
私には追いかけるべき目標として写る。
アベレージヒッターにもHRバッターにもなれるような守備職人。
無敵の中川。
そのとんでもないポテンシャルは、簡単に私を重ねられないし、
真似もできない。
それでも私にはこんなにも応援したくなる人がいて、その姿を目標に憧れたくなる人がいる。そのおかげで私は元気になるし、胸を張って前を向ける。

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