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精霊の作用


以下は、精霊の作用、「ゾーン」についての明文化となります。

常にゾーンの状態!
縄文人のような火器を持たない狩猟採集民の場合、「山に食料を取りにいく」というのは、一歩間違えれば自分が山の獣や蛇や毒虫の食糧にされたり、あるいは転んで怪我をして動けなくなればそのまま微生物たちの食糧にされる、という、”狩人自身が狩猟者なんだか獲物なんだかよく分かららない状態”に入ることなんだと思うのです。

そこから獲物を得て帰ってこようとおもうなら、視覚や聴覚が分別して意識するずっと手前で、山に充満する”気配”を無意識に感じつつ、この気配にナビゲートされて、次の一歩を探索的に踏み下ろし、音を立て、そうして山の生き物たちにこちらの気配も伝えつつ、「あの人間、食えるのかなあ」と様子を見にきた動物を、討つ、みたいな。

私が「ゾーン」と一言発言しただけで、このような面白い短編を、閉鎖的であるコメント欄に繰り広げられる、way_finding氏に脱帽しました。

面白すぎて何度も読み返してしまいます。
太字の部分は、私が「クスッ」となった名場面です。日頃から、無茶苦茶な要素とストーリー性のある神話にメスを入れていらっしゃるだけあって、流石!と思いました。

コメント欄にですよ、これ!
希少です! こちら↓


私が思うゾーンとは、自身の技術や芸術性などを開発する時に、試行錯誤で行うことにより、自分の中にある原初の知性が現れ、その強力な作用のもとに一定期間従事し、技術などが研ぎ澄まされていく過程のことを指しているのだと思っていました。(フツー過ぎる…

確かに、目の前の情報を瞬時に入力して、食うか食われるかを試行錯誤で常に考えながら、その思考までも超越している状態と言えます。

wayさん、ありがとうございます。


山の中の獣たちを手懐ける精霊 (AI生成)



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