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羽の構造色(2022年4月撮影)

最近、探鳥に行けていないので、昨年撮影した結構お気に入りのオオルリ写真。

オオルリの羽の色は構造色だと言われています。
「構造色とは、光の波長あるいはそれ以下の微細構造による、分光に由来する発色現象を指す。身近な構造色にはコンパクトディスクやシャボン玉などが挙げられる。コンパクトディスクやシャボンには、それ自身には色がついていないが、その微細な構造によって光が干渉するため、色づいて見える。構造色の特徴として、見る角度に応じて、様々な色彩が見られることが挙げられる。(ウィキペディアより)」
なんとなく、解るような解らないような…

2022年4月、渡ってきたばかりのオオルリが2羽、縄張り争いで飛び回っており、一旦落ち着いた後、羽繕いをしていた時の羽の色で少し解った様な気がしました。
葉が茂り切っていない木の下で、光が弱く当たっており、羽の色が変化して見えました(正直、撮影当初は綺麗な青色でないので、ガッカリしていました)。
結局「基本色はあるけれど、羽に光る構造があり、光の当たり方で色が変化して見える」という理解に落ち着きました(笑)。それで良いかは、自信はありませんが💦

【2023/10/2訂正】構造色というのはやはり羽に色はついていないそうです。鳥の羽は軸の左右に羽枝(うし)というものがあり、さらに枝分かれした小羽枝(しょううし)があるそうです。小羽枝は複雑な構造になっていて、特定の波長の光が反射されることで鮮やかな色に見えるそうです。
オオルリの青い色もそういうことなんですね💦

2023年8月現在(撮影歴が少ないので、偉そうなことは言えませんが😅💦)、何度かオオルリに会いましたが、この時だけしか、こんな羽の色で見えたことはありません。とてもラッキーな出来事でしたね😉
写真は全く色の補正などはせず、当時の写真を撮って出しです(トリミングはしています)。

ここまでが2022年撮影
これは2023年撮影。
後ろ姿ですが、
水浴び後、突然目の前にとまりました。
水滴がまだ残っており、
羽は青色に見えます。
これはこれで綺麗ですね😉
この後、オオルリの正面方向より
人が話ながら近づいてきたので
飛んでいってしまいました


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