【哲学】エクピテトス


【 ロッチと子羊 (NHK) 】
【 エクピテトス 】【 哲学 】

ザッピングしていたら出会った番組が面白かったので、真面目に勉強しちゃったものを、共有します♡


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エクピテトス


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◇哲学者
◇古代ギリシア

◇奴隷階級の家庭に生まれる


→昔は、生まれた家の階級で赤ちゃんのうちからヒトとしての価値を決められてしまった。(日本でもあった)。

そもそも奴隷の歴史の始まりは、先に発展した国による土地取り合戦、産物や労働力などの確保合戦から来ているため、支配された側が一方的に『奴隷』とされることになっていた。彼らは、支配者の采配が変わらない限り、末代まで『奴隷』階級である。

日本において「采配を変えてみた」チャレンジの例によく挙がるのが「士農工商」。より上手いこと働かせたい人間の「下」をわざと作ることにより、やる気を出させようとした政策。
#いやね

他人に押されたハンコで生涯を決められる。もちろん戦の度や、なんらかの裁判的なものの度に新たに『奴隷』のハンコを押されることになった例もある。



現代でいうならば
(悪口だと思わず聴いてほしいのだが)


【就職することを選んだ会社からあなたは月収いくら、のハンコを押されて働いているということになる。どんな億万長者だって、あなたの会社でお勤めをしたら、あなたと同じくらいの月収にしか、ならない。仕組みを選ぶことは、非常に、大切だという例】

海外では(わたしが観たのはエジプトが題材の映画)、地域にもよるが、一度奴隷になると『転生』されないといわれる、イメージとしては、転生を語られる哲学のなかでも、魂の使い捨ての烙印を押される、文化もあったという。

このことからも
【ヒトとしての扱われ方】の
格差は、よくわかる。



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奴隷として生きた経験から生まれたエピクテトスの哲学【苦難のなかでも、生き抜く在り方】【人類平等】には、血のにじむ信憑性がある。。。

◇ストア派
→歴史上、大きな影響を与えた哲学のひとつ。ヘレニズム哲学。『自らに降りかかる苦難などの運命を、いかに克服してゆくか』を説いている。

◇第16代ローマ皇帝
マルクスにも影響を与えている。



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エクピテトスの哲学


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◇苦難のなかにあって平静を保つこと
◇人類の平等


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◇『「道徳的・知的に完全」なひとは、判断の誤りから生まれる破壊的な衝動などに苛まれることはない

明確な「判断基準」により判断しているため、そこには【ルール】が存在する。判断素材をしっかり集めることもルールに含まれてくるうえに、「ルールに則った判断」をするため、間違えようも無い。ということ。


◇皇帝ハドリアヌスの時代とも被っている。『テルマエ・ロマエ』のあの皇帝だ。笑。彼はエピクテトスが開く哲学の学校に、足を運んでいた。


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📖有名著書 『語録』『提要』『断片』

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📖【語録】
エピクテトスが話すのを
『できるだけ、そのままの言葉』を
書き留めたもの。

📖【提要】
『語録』の要約。

📖【断片】
エピクテトスの考え方に「このへんは どう考えとりますー?(´・ω・`)」と言及しているものを集めたもの。

→「地球は平たいって言ってらっしゃいますけど、海の水って、どこにゆき、さらに海がカラカラにならないための海の水って、どこから来てると予想されてらっしゃいますかー?(´・ω・`)」


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思想が
手塚治虫さんの【ブッダ】みたいだね。笑


▶️ブッダさんは、いつか必ずくる『死』に対する恐怖から逃れるために、どう考えたら、死に悩まずに済むかを、一生かけて考えたひとです。。悟りをひらいたら怖くないんじゃない?みたいなことです。冒頭のウサギさんの投身自殺も泣けます。。。あたしを召し上がって!🐇




長くなるので、つぎのページにて。



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