会議の録音を聞き直して、驚愕する

自分は会議で全然他人の話を聞いてない、ってことを痛感して、今は会議とか、誰かと会話してるときに極力全部録音して、後から聴き直してるんだけど、

・俺の「知らない話」が展開されている(!)

・Web会議とか録画してると、自分の画面も録画されてるんだけど、俺って会議中に他のことをやってるよな、って再認識

・俺の発言が見当違い(会話噛み合ってないことがある)

この間受けた「WAIS-IV」って検査でも、「聴いて」「処理する」のは全然ダメっていう結果だったから、まあ当然の結果だったんだけど、ちょっと困るのは、

・俺の場合、「発言」は(まあまあ)ちゃんとできてることが多い

ってこと。


この間、人事の方とお話したんだけど、俺の文章はちゃんとしてるらしいし(仕事ではねw)、会話してても言ってることは大丈夫らしい。

だからADHDってことにピンとこないらしいし、「前の会社では大丈夫だったんでしょう?」とか言われる。


要するに、人の話を壊滅的なくらい聞けてないのが問題なんだってわけで、自分から勝手なこと喋ったり、文章でやり取りするときは大丈夫なんだ。


文章って、仕事のときなんかは特に、何度も自分で読み返して、書く順序を組み替えたり、「この表現だとちゃんと伝わるかな」とか考えて書き直したりする(そのせいで時間掛かることも多いけど)。


言い訳っぽいけど、前の会社にいたときって、今の会社ほど会議はなかったし、自分で会議をファシリテートするなんてこともあんまりなかった。

大抵、メールのやり取りで物事は決まって行ったし、そもそも前の会社って、みんな忙しくて同じ時間に一斉に会議室に集まるなんて無理だったから、結構メールで進行していった。

当然、そういう「メール文化」に戸惑う人だって多かったみたいなんだけど、俺の場合ラッキーなことに、フィットしてた。

もちろん、一日どんだけメール来るんだよ(で、返信するんだよ)って環境だったけど、今思えば、俺にとっては水を得た魚状態だったのかもしれない。

だから逆に、会議の席とかで今みたいな醜態を晒すこともなかったし、「たまたまだけど」良い評価も貰えてた。


そんなわけで、またダラダラ文章になっちゃってるけど、書きたかったことは、聴覚ダメダメパターンのADHDには、会議は無理ってこと。議事録を後で読み返したり、録音を後で聞き直すにしても、会議の時点でついて行けてないと単なる役立たずだ。


メールとかチャットでのコミュニケーションならまあイケるっぽいけど、なかなかそういう文化の会社にたまたま入れるかどうかは、運次第かもしれない。

というわけで、今考えているのは、「周りを変えよう」とか、「自分にあった組織に入ろう」とか、そういうおこがましいことじゃなくて、「自分の傾向に合った仕事の仕方を考えていこう」ってこと。

その辺の記事は、また個別に。

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