「1行」しか聞き取れないタイプの発達障害だ

俺の場合、極端な話、5文字くらいしか聞き取れないこともある。

普段会話しなれている自分の妻と話していても、そうだ。

彼女の話が(文章的に)2行以上になっちゃうような発言のときは、途中で分かんなくなっちゃうし、結構何度も聞き直してる(本当にゴメン、妻)。


そもそも人の話を聞きながら、突然頭の中で全く別のことを考えてしまってる。

目の前にいる人と会話してるのに、

この後の予定のこと考えたり、

さっきまでやってた仕事の進捗のこと考えたり、

外のバイクの音うるせーな、とか思ったり、

そういえばこの話って、マツコが似たようなこと言ってなかったっけ、とか思ったり(で、思い出すのに時間掛かるから、どんどん目の前の人の会話から取り残される)。


映画なんかもそう。途中で全然違うこと考えちゃったり、結果、話の筋が分からなくなって巻き戻してもう一回観たり(洋画を字幕で観てると結構大丈夫だけど)。


思い返せば、学校の授業も、1時間とか1時間半とか、全部聴けたことなんて1度もなかったはず。俺、いつも授業中何してたんだっけ?

正直、授業聴きながら(実際は聴いてない)、勝手に独自の解釈を頭の中で構築してたり(もちろん、そんなのが通用してたのはせいぜい中3くらいまで。家で自習するから教科書の内容になんとか付いて行けてただけ)

ノートだって、先生の板書じゃなく「自分の考え、自分の解釈(もちろん当てにならない)」を書いてたから、友達から「ノート見せて」って言われて貸したりすると、一読するなりメッチャ呆れられてた。


ワーキングメモリーの不足も関係あると思う。先生の話ってどうしても一文一文が結構長いから、途中で分からなくなって脱落しちゃうし、俺の場合、ほんの1分前の内容が「何だったっけ?」になっちゃう。

正直、本とかを「読んで」いるときも同じ。

繰り返し、繰り返し読んでいるから分かっているだけ。難しい内容なんかは、当然読んで一発でわかるわけなんかない。


俺の場合、本はまず30分くらいで一気に全体を通し読みして、それから(気が向けば)繰り返し読んだり、重要な箇所に線を引いて保存したりしているから、辛うじて自分のものにできているだけ。


とはいえ、やっぱり音声よりは文字のほうがいい。意識が途切れたり、雑念が混じったりしても、もう一回読み直せばいいんだから。

会議と電話はマジで苦手。

友達付き合いをしてくれている、ごく少数の友人たちにも、この辺はちゃんとお伝えして、誤解の無いようにして、これからもよろしくお願いしますってしなきゃダメだな。

もう妻には理解してもらえてるけど、友人たちに対しても。

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