Prologue
(プロローグ)
かすかに 夏の香りを残して
すり抜ける 風の後姿
見送れば 遥か沖
青から降りて 青に融け
銀鱗の如 キラキラと
瞬きの間に変わり行く
いと美しきは 光の魔法
魅入って ひととき
こころ一息
時の揺り籠 ゆらゆらり
行きつ戻りつ 波の間で
廻る季節を綾織にして
静やかに 幕が開き行く
秋 物語
ーーーーーMizu
2001.9.27
拙い文章です。サポート頂くことは考えておりませんが お心遣い下さった方へ、心から感謝申し上げます どうかこれからも暖かく見守っていただけますように。