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秋暑し 夏雲残り なみあつく 虫の声さへ復する望み
人を変えることはできず 在り方を変えることはできず その人の学びを尊しとする 魂は学び変…
暮れなずむ 秋の景色に寄り添えば 空のうつろいたのしく惑う いにしえの 言葉と空の思い染…
人は思い込みを疑わず 思い込みを知らず 思い込みを問うことは無く 人は思い込みを気づかず…
そらのなぎ あまふるまえのときのなぎ しじまにひびくあきのこえかな
風の盆 二百十日の 静けさに 草葉の陰の声の聴こえし 八月の しずく止まずの 五芒星 月は見えねどおおかぜ止まず
分かるは異なり 分かりかたも異なる 人の数だけ思い込みはあり 思い込みの数だけ迷妄もある …
日と月に照らされ色は現われて 景色を見てはこころは動き 現れた景色に意味をつけて人は生き…
風の盆 二百十日に 近づきて 空の気湿り 暑さいやます
悪意があると悪意を見て 悪意が無いと悪意が見えない 悪意は人を縛り 善意は人を縛らない …
秋暑し 残る夏かな 百日紅
秋の音 静か微かに 忍び来る 残る暑さを変わらず忍び
吹く風も 織り成す雲と 秋暑し シオカラトンボかざまにきえた