「写真で詠んでみよう」その1 【俳句幼稚園】私も投稿します(*^-^*)
最初にこの写真を見た時、すぐには俳句への発想が浮かびませんでした。
でも、真っ暗闇の中に光る明かりを見ていたら、あの時のことを思い出したのです。
それは、3・11東日本大震災のこと。。
私が住む群馬県は、震度6弱の揺れがあり、保育の仕事をしていた私達は、
おうちの方がお迎えに来るまで、子ども達の心と身体の安全を守ること、不安にならないように関わることを互いに語り合い、励まし合って子ども達と過ごしていました。
大きなホールにみんなを集め、テレビとビデオを急いで配置し、子どもたちの大好きなアニメを上映したり、沢山のコーナーを作り遊びの場も提供しました。その間にも、時々襲う揺れの中、子ども達の荷物の確認、安全確保、建てものの確認と慌ただしく動いていました。
最後のひとりが帰るまで、保育者は自分の家族への連絡も出来ず、最後を無事に見送った時、みんなで座り込むような怖さが襲ってきました。それからみんな、家族への連絡を始めました。
その日から、道の電気が消えました。信号も消えました。
そして、計画停電が始まりました。
保育の現場でも当たり前のように停電になります。
時間によっては給食が提供できません、遅いお迎えの子は真っ暗闇の中、お家の方のお迎えを待たなければなりません。
そこでも私たちは工夫しました。
子どもたちが寂しくならないように、安全であるように、温かく過ごせるように・・。
保育者が一人一人、わが家のランプや明かりになる物や暖房器具を持ってきて、保育室を明るく温かくしたのです。
山登り用のライトを頭にのせながら歌を歌って笑わせている職員もいました。
ふと、この画像を見てそんなことを思い出しました。
説明が長くなってすみません。
ということで、投句します。
大震災の季節は春だったので季語は春に関わるものです。
暗闇に光あつめて春の歌
幼子の笑顔灯りて春来たる
そんな計画停電の中、わが家でも暗闇が襲いました。
いつもはそれぞれの部屋にいる私の子ども達も居間にあつまり、光を見つめます。
切なさもあったけど、春にクリスマスがきたような静かな喜びもありました。
キャンドルの火がこんなに心も明るく温かくしてくれるんだなと感動したのを覚えています。
そこで一句
春まぢか暗闇集い見つめる灯
どうぞよろしくお願いいたします<m(__)m>
【書いた人】
「江村恵子@夢応援部長/喜んで豊かに生きる ゆるふわ雑談会」
「恵子さん」と呼んでください。
⭐つなぎびと⭐ 元保育士/1種幼稚園教諭/終活アドバイザー/
終活ライフケアプランナー/身上監護アドバイザー/終活ガイド上級 ☆/
心理カウンセラー勉強中☆彡
好きなもの・好きなこと💓/家族、旅行、自然、家庭菜園、空、新緑、花、
読書、俳句、おしゃべり、カーブス
尊敬する人/マザーテレサ
リアルでは「終活アドバイザー群馬サークル」代表。
オンラインでは、元保育者として、母として、終活ワーカーとして
「素敵に生きる人生について」について発信をしながら、
「ゆるふわ雑談会」を開催中。
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