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2023年11月19日

美和吹奏楽団定期演奏会が無事に開催されました。ご来場いただいた皆様、舞台裏でサポートしていただいた方々、本当にありがとうございました。
そして舞台上で演奏を頑張ってくれた演者の皆様、お疲れ様でした。

企画した段階ではどうなることかとても不安だったのですが、結果としてバラエティ豊かなコンサートとなり、楽しんでいただけたようです。
会場付近は天気予報では「晴れ」だったにもかかわらず、前日から空のあちこちに黒雲が浮かび、強風と強いにわか雨で、「前途多難」を感じさせられましたが、当日は何とか天候も安定し、大きな混乱もありませんでした。

当団のコンサートは開場後のBGMからスタートします。なるべくセットリストに関連しつつ、吹奏楽やオーケストラとは違う音を流すようにしていますが、今年は美和吹のセットリストがややマニアックだったため、ヒットしているアニメ主題歌をオルゴールで奏でる、というスタイルにしました。
また会場内アナウンスを人工音声で作成し、予ベル後にはショートコントも演じさせてみました。
これも不安だったのですが会場内から笑い声が聞こえ、一安心です。

本ベル後はあま市立甚目寺中学校吹奏楽部さんとの共演で総勢80余名での「プロローグワン」です。人数が多いと楽しいです。
続いて美和吹単独ステージ。
その後甚目寺中ステージと進行していきました。

当然舞台転換が頻繁に発生するのですが、そこはインタビューを交えたトークで繋ぎます。
これも不安材料の一つだったのですが、約90分のステージで途中休憩無しとしていました。
一部と二部の間に15分程度の休憩を挟むことが多いのですが、一部といっても演奏時間は30分以内。それなのに15分も休憩を挟むことに昔から疑問を感じていたのです。
「演者の休憩」という理屈で続けてきましたが、今回は甚目寺中ステージの間に休憩できるだろ!ということで進行から「休憩時間」を消してみたのです。

団員からは「お客様のトイレ休憩は?」という声も上がりましたが、演奏中でも出入り可能とし、トークの最初にそれを説明するということで納得してもらったのですが、それでも不安視する人には「映画上映に休憩はない」と説得いたしました。

さて甚目寺中ステージの後は、協力をお願いしているピアニストの単独ステージです。昨年からの引き続きなのですが、「手元が見たい」という要望を受けて、手元を写すカメラとスクリーンを設置しました。
演奏はアンコールを含めて3曲。
2曲目には「KAWAI グランドピアノ ナチュラル」といういわゆる「おもちゃの楽器」とグランドピアノとの同時弾きというテクニックも披露してもらいました。

そして再び美和吹ステージ。
三曲演奏の後はアンコールです。
今回は甚目寺中出演者のご友人たちが多く、アンコールの掛け声が高らかに響きました。

まずはアフリカンシンフォニー。といっても熱帯JAZZ楽団verで高音が頻出する鬼難しい曲です。
曲が何とか終わった後には舞台上に甚目寺中の吹奏楽部メンバーがなだれ込んできて、全員で「ヤングマン」です。もちろん中学校生の皆さんは振り付け担当です。事前の合わせは一回ぐらいしかできなかったのですが、若い方は覚えるのも早くて、無事に終演を迎えることができました。

最終的な集計はまだですが4~500名ほどご来場いただいたようです。本当にありがとうございました。

次回の練習からは来年の選曲に向けた「大初見大会」が始まります。指揮者をはじめとする各メンバーが持ち寄る楽譜を演奏してみて、気に入った曲を探す期間なのですが、実をいえばこの時間がとても楽しいのです。

どんな曲を演奏しているかはこの日記でもご紹介していきますので「演奏してみたい」という方は、楽器を持って見学にご来訪ください。
事前にご連絡いただけるとありがたいですが、突然のご来訪でも歓迎いたします。

それでは今後も美和吹奏楽団をよろしくお願いします。

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