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変な家

変な家。
土曜のお昼、王様のブランチを見ていたらBOOKランキングがはじまってそこで紹介されていた一冊。
なんだこのタイトル!妙に惹かれてしまい、すぐ本屋さんに行って買ってしまいました。

高校で、建築デザインを学んでいたのもあり、その変な間取りが気になって気になってしょうがなくて、結果を言うと2時間くらいで全部読み終えてしまいました🛋


元々ミステリーものの小説が好きで、王道の東野圭吾さん、宮部みゆきさんや長谷川夕さん、中でも“僕は君を殺せない”はタイトルも内容も刺激的でドストライクだったなあ
そんなこんなで、久しぶりに本を読み始めました。


※ここからはネタバレも含みますご了承ください🧒🏽




読み始めるといきなり変な間取りについて書かれていて、そのお家を買うか買わないか検討している方がいて、それを設計士に相談しているという内容でした。
確かにその間取りは子供部屋が真ん中にあって他の空間に囲まれていて、窓がひとつもないし、無駄なスペースがあるし、なんだこれといった感じでやっぱり変な間取りでした。


その設計士の方は、ホラーやミステリーの愛好家でもあり今回の件に打って付けで、同じように間取りに違和感を持ち、考察し、この家は

“殺人のために作られた家“じゃないか


と言うんです。

もうその一説を読んだ瞬間、鳥肌がとまらなくて。ああ!!そう来るのかそんなことあるのか!という感じが好きで本を読むんだよな〜と感じました(笑)


みなさんに読んでほしいので内容についてはこれ以上はお伝えしませんが、
ここまでは序盤の話で、そこからどんどん話が広がっていって本当にフィクションなのかと錯覚させられるような内容で、もうこれは読み出したら止まりませんでした。


この作品は今年1番のものだと言い切れますし、なんだかずっと頭の中に残りそうだなあ。こういうパッと惹かれたものとの縁を大事にしたいねえ🛒

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