HCDスペシャリストがHCD基礎検定を受けたら、受かるのか?

資格を知ったきっかけ

会社のデザイナーの方が社内のSlackにシェアくださったことがきっかけです。

HCDといえば、HCDスペシャリストや専門家の資格を認定しているHCD-netが有名ですが、そことは別のHCS共創機構が主催して出している検定とのことでした。

>デザインメンバーの知識、理解の底上げとともに、非デザイナーメンバーへの人間中心設計への理解度の向上
また上記のような目的のために、会社としての推奨資格として後押しもされており(なんと取得すると報奨金も出る!)軽い気持ちで受けてみることにしました。
HCD-netが認定しているHCDスペシャリストの資格を持っていたので、大体の知識はあるはず!なんとかなるだろう、という気持ちで挑みました。

気づいたら前日

同じプロジェクトでご一緒しているフロントエンドのメンバーの方もこの検定を受けるという話をされていて、色んな職種の人がHCDの考え方に興味を持って下さるのが素晴らしいな、と思いつつ気付けば前日になっておりました。
(というのと、一斉試験ではなくいつでも受けていいパターンだと勘違いしていて悠長にしてました。試験自体は日付と時間が決まっていて、オンラインで一斉にスタートします)

学習としては事前の学習システムが用意されていて、そこで平均10分程度の6本の動画と5問程度の練習問題が用意されています。

動画の内容については、基本的にはHCDの基本的な知識だったので、なんとなく把握ができたのですが、本番の試験としてはどのような問題が出るかわからなかったので、暗記が必要そうな用語などはノートにメモしておくようにしました。(本番でも暗記が必要な問題ではなかったのでこれは不要でした)

検定への対策としてはこの事前動画を見たぐらいです。

本番

自宅のネットワークで不安定になって試験中断などがあると困るので、私は京都にあるオフィスに出社して試験を受けました。

試験はオンラインで行われます。
試験自体は、選択問題(4択)50問を50分の間に解答します。

心配だったので、かなり事前にログインしていたら開始時にログアウトされてしまっているという大失態からスタートしましたが、試験自体は30分かからず終了しました。
問題部分にチェックを入れることができたので、正解の確信が持てないものは一旦チェックを入れて後から確認できるようにしておきました。

結果半分ほど確信が持てないという状態になっていたので、一つづつ潰していきました。
単純な読み間違えなどもあったので、やはり見直しは必須だな、と実感しました。

その後社内のSlackで検定を受けた数名とSlackコメントで反省会。
検定内容が人によって問題が違うのではないか、疑惑もありましたが問題を正確に覚えていなかったため真相は未だ不明です。

いざ!合格発表

私が試験を受けたのは2023年7月1日(土)13:00実施会でした。
この会の結果は2023年7月17日 0:00から発表とのことで会社の方が共有して下さっていたので、当日よし結果を見に行こう!!ととりあえずメールを探しました。

「とりあえず【HCD検定】で調べたらいいでしょ。」

合否発表は、7/17(月)0:00より、受験システムのマイページからご確認いただけます。

何を隠そう、このマイページのURLが全然わからずかなり彷徨ってしまいました。前述の事前学習システムのサイトをずっと見てました。

HCD基礎検定20xx年x月 受験番号とマイページログインURLのご案内

こんな感じのタイトルのメールに書かれている試験時のマイページから確認できます(メールアドレスでの認証が必要なやつです。ちゃんと読んでいたらわかると思いますが、同じように辿り着けてない人がいたらと思い共有です)

運命の結果発表・・・!!

詰めが甘い試験結果

無事合格しておりました〜!

試験内容は試験時にしか見えないのと、結果ページにもどんな問題を間違えたのか、が出ていなかったため何を間違えたのか、が復習できないところが難点です。

タイトルのHCDスペシャリストがHCD基礎検定を受けたら、という部分ですが、おそらく資格を持っていればほぼ勉強しなくても合格できるラインには行けるとは思います。(私は2問間違えてますけども・・・)

あくまでもこの検定は基礎なので、HCDプロセスを実践している人にとっては問題なくクリアできるものにはなっているのではないかと思います。

ただ私個人としては試験中に確信が持てなかった部分がいくつかあった点など、まだまだ自信を持ってこれしかない、という解答を選べなかったので、まだまだ基礎的な理解が足りていない部分があることを実感しました。

HCDをこれから学ぼうという人にもおすすめですし、既にHCDの勉強をおこなっている人にも自分の知識が身についているかどうか、の確認としてもおすすめの検定です。

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