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魅惑のテルグ映画 第五回「スッバラージュ来日SP編」1周年記念鼎談・前編

魅惑のテルグ映画 第五回「スッバラージュ来日SP」が開催された、2019年11月9日から早くも1年が経ちました。
今回は、スッバラージュさん(スッブ)ファン3名があの日を振り返る鼎談を前後編でお届けします。

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【メンバー】
S:『バーフバリ』でインドに目覚める。ワードローブのインド服率が日に日に高くなる昭和生まれ。
B:寝ても覚めても考えるのはスッブのこと。いつかスッブとテルグ語でお話するのが夢。
R:2019年11月の来日でスッブと夢の初対面を果たす。 Google翻訳さん、ありがとう!
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「あの日、川口SKIP CITYは愛に包まれていました」

S:早いもので前回のスッブ来日から1年が経ちました。あの日のことは今でも鮮明に覚えています。
B:忘れられないですよねー。私は第一部、二部とも参加できたので、ほぼ1日スッブと一緒に過ごした夢のような一日でした。
R:あの日、川口SKIP CITYは愛に包まれてましたよね。私がスッブを知ったのは初来日(2018年6月)の後だったんです。次の来日では絶対に会いたいと思っていたので、夢が叶った日と言えます。
S:今年はコロナ禍もあり気持ちが不安定になることが多かったんですが、あの日のスッブの姿を思い出すと憂鬱な気分も晴れたので、“推しの力”ってすごいなあと改めて思いましたね。

R:推しの力と言えば、私は英語が苦手なんですけど、あの日はスッブへのお手紙BOXが設置されていたので頑張って書きました。 便箋20枚! もちろんGoogle翻訳にお世話になりながら(笑)。
S・R:えっ! 20枚も?
R:自己最高記録です。私にそうさせた推しの力、スッブの魅力はすごいってことですよね。

S:そういえば、私あの日は運営チームのお手伝いをさせていただいたのだけど、皆さんからのお手紙は当初、後からインドへ送る予定だったのに、あの場でスッブが受け取って自分で持って帰ったそうですよ。

R:そうなんですか! 自分の手紙が、スッブのあの逞しい腕に抱えられてインドに行ったと想像するだけでかなりエモいです(笑)。
B:お手紙BOXの他に、ロビーには有志の方からのスタンド花が飾られていました。記念撮影の時は自作してきたお揃いの手ぬぐいを掲げたり、スッブファンの思いがあちこちにちりばめられてましたね。

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第一部 『Mirchi』上映
「スッブの日本への愛に泣きました」

S:当日は二部構成で、それぞれテルグ映画の上映とスッブのトークショーが行われました。まずは第一部から振り返ってみましょ。
B:『Mirchi』は、魅惑のテルグ映画 第一回 プラバース編(2019年3月2日開催)でも上映されましたが、この作品にはプラバースさん、アヌシュカ・シェッティさん、サティヤラージさん、そしてスッブと、『バーフバリ』出演者がたくさん出ていたので、スッブ来日SPで上映するのに相応しい作品だと思いました。
R:それと第二部のトークショーの中で、『Mirchi』でのスッブの演技を気に入ったS.S.ラージャマウリ監督がスッブを『バーフバリ』のクマラ役に起用したというお話が出たので、『Mirchi』はこの日にピッタリでしたよね。
S:スッブの演技のどこが気に入ったのか、ラージャマウリ監督に聞いてみたーい!
B:私は、スッブ演じる暴れん坊の大学生プールナが、恋に目覚めて急にオシャレになったり柔和に変わっていく場面じゃないかと思うんですけどね。
R: 私もそこに1票!(笑)

S:映画の後は待ちに待ったスッブトークショー! スッブがステージに登場した瞬間、大歓声とともに会場の温度が3度ぐらい上がった気がしました!

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B:初来日の時はクマラの衣装だったけれど、この時はシュっとしたスーツ姿。身長191センチ! 抜群のスタイル! 脚が長すぎ! 倒れそうになるぐらいカッコよかったです。
R:幸運にもこの時は前方の席で見れたんですが、本物のスッブは私の想像の何倍ものオーラが出てました。
B:優しい笑顔に広い肩幅、逞しい二の腕というコンビネーションは、食べ物に例えるなら、甘さとしょっぱさが絶妙なクセになる美味しさのスイーツですよ!
S・R:スッブはスイーツ!(笑)

S:トークショーは20分間ぐらいでしたが、最初にインドエイガ主宰のラオさんから今回の来日までの経緯や、スッブがテルグ映画界からどれだけ愛されているかというエピソードが語られました。

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B:「一度スッブに会った人はすぐに彼のファンになってしまい、みんなが“My Subbu”と呼ぶぐらいの人気者です」というお話を聞いていて嬉しくなっちゃいました!
R:ラオさんご自身も「ここ数日、スッバラージュさんと一緒に過ごすうちに私も彼のことを好きになりました」とおっしゃってましたね。
B:約400人の観衆の前で堂々とスッブへ愛の告白をするラオさん、可愛かったです(笑)。

S:第一部のトークショーでは、もうひとつのスッブのニックネームが分かりましたよね。
B&R: “Japan Subbu“
B:「(初来日後)インドに戻ってから、会う人ごとに日本での思い出を語りました。日本の皆さんがどれほど私のことを愛してくださったか、どれほど思いやりを見せてくださったか、日本での経験を語り続けてきたので、いまでは“Japan Subbu”というあだ名で呼ばれています」というコメントを聞いて胸がキュンとなりました。

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S:スッブがどんなに日本を愛してくれているのか、すごく伝わってきましたよね。私もこれ聞いて泣きました。
R:それは最近(当時)読んだ本からも伝わりましたよね。
B:1700年1月に日本でおきた「みなしご元禄津波」に関する本『The Orphan tsumani of 1700』でしたよね。恥ずかしながら、私はこの時に初めてみなしご元禄津波のことを知りました。
S・R:私も。
R:趣味の読書でも日本に関連する本を選んでくださっていると知って驚いたと同時に、スッブの日本に対する思いを壊さないようにきちんと生きていかなきゃなと身の引き締まる思いになりました。
S・B:うんうん。
B:あと、スッブが役選びの際に「この役を日本のファンの皆さんは喜んでくれるだろうか?と考えながら役選びをしている」というコメントがとても嬉しかったです。

R:日本のファンが喜ぶような役といえば、スッブの最新出演作『Nishabdham』。海外ではもう配信されていますが、どんな役柄なのか気になりますね!
B:「ホラー映画、サスペンス映画などの怖い映画は苦手。でも役者だから出演はします」とおっしゃってた作品ですよね。日本で観られる日が早く来てほしい~!

S:当日、スッブのポラロイド写真プレゼントがありましたが、私たち3人とも見事にハズレ!(苦笑)
R:この写真はすべてポーズが違うそうなので、まさに世界で唯一のMy Subbuですね。

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S:トークショーが終わってから、客席に降りてファンサービスしてくれましたよね~。ファンに丁寧に接してくれている姿を見て、スッブの誠実さを感じました。
R:スッブと握手したときの手のぬくもりは私の一生の宝物! 大きくて優しい、彼の人柄がにじみ出たような手でした。
B:私は席が後方だったので、こっちまで来てくれないかもと半ばあきらめ気味だったけれど、スッブはちゃんと後ろまで来てくれました。さすがファンサの鬼!

R:客席に手作りのクマラ人形を持っていた方がいらっしゃって、それを見つけたスッブが彼女から人形を奪って(笑)行きましたね。あれも印象的なハプニングでした。
S:当日はプレゼント禁止だったのでご本人も戸惑っていらっしゃったようですが。あのクマラ人形、スッブのことだからきっと大切にしてくれているでしょうね。

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※後編へ続く


(文責:スタッフ M)

見出しイラスト:©2020 @juieBx(Twitter

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