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静岡プロリーグ決勝戦を終えて

静岡プロリーグ決勝戦、今さらですが負けました。
準優勝でした。

麻雀教室の生徒さんからはおめでとうございます~!って拍手されたけど、
優勝以外は何位だろうが負けなんです。。。と説明しました。

このくだり今回で三回目ですね。
そう、三回決勝進出してすべて準優勝なのですよ。

ただ今回の準優勝はかなりポイント差がついているところからの、
奇跡的な逆転が必要だっただけに、
悔しいとかそういう気持ちではないですね。


改めて自分の対局を見直していくつか思うところがありました。

まずは一回戦のメンホンチートイのイーシャンテンからの3索チー。

普段は鳴かないことが多いです。

なので鳴き遅れみたいなことも多いです。
なのに鳴いてしまった今回。

焦りがあったのでしょうか。
一回戦だったのでそんなに焦る必要はないのにワンテンポ遅れることが嫌で、
6索や9索からポンもありだなと考えていましたが、
なかなか鳴けず展開も進まなかったので悶々としていました。

すべての対局が終わった時に最後のコメントでも言っていましたが、
心の弱さが出てしまった印象的な一局になりました。

鳴かなければ恐らくメンホンチートイのテンパイは入っていただろうと思いますが、
最後の待ち牌を一枚切れの南にするのか、
生牌の中にするのか、
どちらにしたのかはその時の心境になってみないとわかりませんね。

鳴く前までは攻める意味でもあえて南待ちにするつもりではいました。
中を打つとリーチ者の石津プロに放銃でした。。。


いかに相手の親を落とすか、
決勝戦においては重要なことだとは思いますが、
私の思考にはあまりない考えです。

発のポンテンをあえて取らなかったのならば、
自分の理想とする手に発展しなかったらどこかで引く考えも持っていなくてはならないです。

テンパイ取らずからの終盤までもつれた上に、
結局鳴いて2000点のテンパイになってしまったのに、

上家が鳴いてハイテイ牌が回ってきた五萬に、
とても嫌な感じがしたのにちゃんとやめられなかった自分の甘さを痛感しました。

ここでの放銃は痛かったです。


そして最終戦の9索ツモあがり。
数巡前まではフリテンリーチするつもりでいました。

1筒は2枚切れでしたが、ツモれば8000オールのチャンスだったので、
トータルポイントが首位の青嶋プロに近づくためにはそのくらいのあがりは最低限必要でした。

しかし太田プロからのリーチ、
それに押し返すテンパイ気配の青嶋プロという状況に、
気持ちが揺れてしまいここで親が落ちたら厳しいと思いツモあがりしてしまいました。

実際は太田プロはフリテンリーチ、
青嶋プロのその時の待ちは純カラで、
もちろん打っている身としてはそこまではわからないですが、
あれだけのポイント差を逆転するためには、
そのわずかなチャンスにかけないといけないんだと後から凄く後悔しました。

私もフリテンリーチを打っていたら結果はどうなったかわかりませんが、
太田プロがツモあがったかもしれないし、
青嶋プロが待ちを変えてあがりきったかもしれませんが、
後から見直した一視聴者目線から言うと、
その先を見てみたかった、これが率直な感想です。

見ている人たちの心を沸かせるような打ち手になるには、
あの場面においてのフリテンリーチは必要不可欠なんだと感じました。


そして南2局の青嶋プロのチートイを見逃したこと。
一瞬ロンの声が出そうでした。
青嶋プロがおりているのはわかっていました。
そこまで打牌に困ってるとはわからなくて、
最後に完全安牌ではない牌が出てきて驚きました。

もしかして青嶋プロもテンパイしているのか!?
ならばあがった方がいい、そう思いましたがやはりノーテンだろうと思い直し、
見逃しを選択しました。

なるべく青嶋プロの点棒を削り局も簡単に進めたくない、
青嶋プロの一人ノーテンでもう一局、
これが理想だったので私としては見逃して正解だと思ってます。


そしてラス前、私の親番です。
実質は青嶋プロと一騎討ちの状況で、
私はたまたま運良く手が入り先手リーチも打つことができて、
大きく加点することができました。

青嶋プロに2索を打ってしまった局。

チートイなのかメンツ手なのか、
途中までのかさなり方を見てトイツ場だなとは感じていました。

しかしチートイは形式テンパイを取ることができない、
それで失敗した経験が強く残っていて、
メンツが一つできたところでチートイからメンツ手に切り替えてしまいました。

そして青嶋プロへ放銃。
私の優勝への道はそこでほぼ断たれてしまいました。


こういったところが一つの経験しか生かせない私の実力不足の面が出てしまったなと感じました。


完敗でした。
ただもう少し青嶋プロを苦しめる麻雀が打てた場面はあったんだろうなと反省しています。


そして明日は各地方支部本部のプロリーグ優勝者が出場する、
地方リーグチャンピオンシップが行われます!

そこで優勝すればグランプリMAXの出場券がもらえます。

こちらも連盟チャンネルにて放送されますので、
ぜひご覧下さい!

私はとりあえず、、、青嶋プロを応援するか!


地方リーグチャンピオンシップについて中プロが面白い記事を書いてくれました!





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