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古い手紙を 読みました とても久しぶりに 読みました ずっと目を背けていた 見るのが怖くなっていた なんども なんども 書き直した手紙 そこには わたしの気持ちが溢れてて あの人への 心が 溢れてて わたしは こんなにも あの人を想ってた でも、 そんな思いが 強くなりすぎて きっとわたしばかり 熱くなりすぎて いわなくていいこと itte 傷つけてしまったんじゃないかと 心配しています 一度はこころが通じた 人 そんな人に出会えるのって一
夢じゃないけど… 夢をみました あれはまだ冬の寒い日 あなたと二人 雪の中を トボトボ 歩きました 長い道のり 辺りは真っ暗で 緑がかった街灯が雪道照らして 時々車が横を通り過ぎる わたしは右手 あなたは左手 かじかんだ手を繋いで ポケットの中で会話する 言葉は少なくて 二人ともとっても寒いから 少し鼻をすすって それでも どちらともなく 絡めた指で合図をしたら 二人は口づけをしました 車がまた横を 通り過ぎたけど あなたは続けて わたしの唇を吸
わたしはいつも なにかを探している なにも持たなければ さがす必要もないのに いつかあなたにもらった気持ちは 無くしたことさえ 忘れていました 拠り所を無くした心は 足元を掬われ でも 別の誰かの言葉に 心救われ こぼれ落ちた 夢 ひらり 手の平に 拾い上げ また 彷徨うかな 2017-04