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【仲間】私がこの10年で得た一番大切なもの【それだけで幸せ】

私が今代表をしているNPO e-Educationが、来年2月に10周年を迎えます。

昨日は、この10年一緒に夢を追いかけてきた人たち、ずっと活動を支えてきてくれた人たちと、この10年を振り返る小規模のイベントを開催しました。

色々込み上げてきた想い、10年を振り返る中で気づいた学び、書きたいことはいっぱいあるのですが、まずは心のど真ん中に灯った感情を記事にしたいと思います。

友達が少なかった20年間

「お前って付き合い悪いよね」

何度も聞いてきた言葉です。悲しい気持ちにもなります...が、最近ではそうでもありません。

事実なんです。私から遊びに行こうと誘ったり、飲み会に誘ったりすることは滅多にありません。

誰かと話すことが嫌いだというわけではなく、お酒だって好きか嫌いかと聞かれたら「大好きです」と答えます。

でも、小学校の頃を思い返しても、自分から遊びに行こうと誰かを誘ったことはなく、その原因が私の育った家庭環境にあることに先日ようやく気がつきました。

私の両親の話になるのですが、父も母も滅多に遊びに行きません。夜は基本的に家族みんなで食事を食べ、私と弟が大学へ進学して一人暮らしを初めても、二人で仲良く夕飯を一緒に食べることが三輪家の当たり前になっています。

そんな家庭ファーストの環境で育ったこともあってか、私は主体的に誰かを遊びや飲みに誘うことがなく、「付き合い悪い」と言われても、そうだよなと納得するようになってきました。

悲しさはありません。ただ、どこか引っかかる部分があり、それが《仲間》たちと過ごす時間になって明らかになってきました。

仲間に恵まれた10年間

私がe-Educationの活動を始めたのは今から10年前。当時は大学4年生で、卒業を間近に控えていました。

大学時代に知り合った友達との別れに対して、自分が思ったよりも悲しく思っていないある種の非情さに小さくショックを受けつつ、「自分は一体何を欲しているんだろう?」と悶々としていた時期でもあります。

そんな時に出会ったのが、e-Education創業メンバーの二人、大学の後輩にあたる税所篤快くんとバングラデシュの相棒マヒンでした。考え方も価値観も、育ってきた環境すらもバラバラな私たちが、短時間で一気に親友を超える何かになれたのは、きっと描いているビジョンに、壮大な夢に、とても共感し会えたからです。

「バングラデシュの都市部と農村部の教育格差という壁ICTで壊したい」
「僕の育った貧しい村の高校生たちに最高の教育を届けたい」

同じミッションに向かって、一緒に夢を追い続ける存在《仲間》であるとするなら、e-Educationを立ち上げてからの10年は、まさに《仲間》に恵まれた日々でした。

昨日は、そんな《仲間》たちが集まった一晩でした。もちろん楽しかった記憶だけではなく、話している中で眉間にシワがよってしまうような時間もありました。

でも、やっぱり良い思い出です。みんな真剣で、だからこそぶつかり合い、それでも一緒に同じ道を歩く。これは一生の財産であり、私が10年で得た一番大切なものだと断言できます。

だからこそ、《仲間》たちには心から感謝を。最高の10年を本当にありがとう。

最後に

来年2月に開催する10周年記念イベントには、きっと多くの《仲間》が集まります。そして未来の《仲間》と出会える素敵な時間になると確信しています。

開催まであと2ヶ月。私のことを知ってくれている全ての方にお越しいただきたく、このnoteを読んで共感してくれたらぜひともイベントにご参加ください。みんなで《仲間》について考え合いましょう。

良かったら、ぜひご一緒に。

▼e-Education創立10周年記念イベント【2/1(土)開催】


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