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ソーシャル・ワークスタイル フォーラム2019に参加して思ったこと

今日は、ソーシャル・ワークスタイル フォーラム2019にe-Educationとしてブース参加&ピッチプレゼンしてきました。

前回私が参加したのは3年前で、今回は2度目の参加になりました。今回は参加申し込みが800人を超え、前回以上の熱気を感じつつ、いくつか面白い気づきや学びがあったので、ぜひご紹介します。

あなたにあった仕事や働き方は、きっとある

今回ブース出展された団体は20社以上。私たちのようなNPOもあれば、スタートアップのベンチャー企業、そして上場企業まで、社会課題に挑む様々な団体が参加されました。

分野も国際協力から国内の教育課題など幅広く、それ以上に働き方の多様さに驚きました。副業、プロボノ、ボランティアをはじめ、今の仕事を辞めずにNPOやベンチャーに関わる、という選択肢が増えており、本当に驚きました。

今回出展された団体は社会課題に挑む団体のごく一部であり、きっと一人一人にあった仕事や働き方は既にある。そんな気持ちになった時間でした。

稼げるNPOはもっと声をあげよう

これは私の感想ではなく、参加された方からいただいた言葉なのですが、NPOの給与基準を見て、随分驚かれたそうです。

例えば、私たちe-Educationが現在募集している職種のうち、海外事業統括のポストは月給35万円〜というスタートラインで、毎年昇給があります。

大手企業と比べると少ないかもしれません。でも、ベンチャー企業などと比較して遜色はなく、「NPOはボランティア活動」と思っていらっしゃった方には目から鱗だったそうです。

私はNPOは課題解決の専門家だと以前からずっと思い続けており、それに応じた給与をしっかりもらうべきだと考え、職員一人一人の給与を上げる方法を考えてきましたが、今日の参加者の方からのコメントを聞いて、もっと声をあげていくべきだと思い直しました。

もっと「普通」の言葉で説明できるように

嬉しいコメントがあった一方で、反省もありました。

その一つが、NPOの特殊な文化や用語を、きちんと誰でも分かるように翻訳できていない点です。例えば、「ファンドレイザー」は寄付を集めるNPOの大事な仕事ですが、「会計士でなくてもファンドレイザーになれますか?」という質問を聞き、意識のズレを強く感じました。

「ファンドレイザー」の業務は多岐にわたり、WEBを活用した「マーケター」としての業務もあれば、社会貢献やCSRに関心の高い企業への「営業」業務もあります。

こういった「普通」の言葉にできるよう、仕事内容を細分化し、どんな言葉が一般的なのか、私たち自身がもっと考え抜くべきだという反省がありました。

最後に

今回参加して、言葉の選び方など反省すべき点もありましたが、NPOをはじめとしたソーシャルセクターの可能性を更に感じました。

私たちe-Educationも、新しい国際協力、そして新しい働き方に挑み続けていきますので、興味のある方はぜひ現在募集中の職種をチェックしてみてください。

最後の最後になりますが、今回ソーシャル・ワークスタイル フォーラム2019を主催いただいたパーソル(DODA)のみなさま、素敵な機会を本当にありがとうございました。

次回開催時にはもっと団体として成長し、一人でも多くの方に、ワクワクする仕事と新しい働き方をお届けできるよう頑張ります!


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