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腑に落ちる夢は、やっぱり終わらない

e-Education創立10周年記念イベントまであと1日、、、いよいよ明日開催になりました。興奮なのか緊張なのか、珍しく昨日から胃がずっとキリキリしています。

明日イベントを開くのは、皆さんが参加しやすい土曜日...だからではありません。実は私たちe-Educationがちょうど10年前の、2010年2月1日に始まったからです。

「始まった」と書きましたが、当時はまだ団体ではなく、あったのは小さな出会いと大きな夢でした。バングラデシュで出会った同じ大学の後輩 と、当時はまだダッカ大学の学生だったマヒン 。私を含めて3人の学生が初めて出会った日が2月1日であり、大きな夢を語り合った日でもあります。

当時のブログには、こんな言葉が並んでいます。少し...否、結構恥ずかしいですが、一部紹介させてください。

「農村部に衛星授業形式の予備校を作りたい」
彼と話を重ねるたびに、自分の心が形を変えていく。
“学ぶこと・教えることの楽しさを伝えたい”
“お世話になった人たちへ恩返しをしたい”
“途上国の可能性を引き出したい”
“人づくりの道を切り開きたい”
夢の種(点)が線になり、
線は面へと広がり、
面は立体へと姿を孵る。
3次元に生まれて重さを持った夢は、
心の奥深くへと落ちていく。
あぁ
これが“腑に落ちる夢”なんだと思った。
この夢は絶対に終わらせたくない。
夢、はじめます!

・・・ポエムですね(笑)

でも、そこに込めた想いは間違いなく本心でした。飽きっぽくて、夢がコロコロ変わっていた私がここまで歩き続けられたのは、今までにないほど重さを感じるほどしっくりした夢だったらからでしょう。

それからもう一つ。

一つの夢を10年間追い続けることができたのは、やっぱり仲間のおかげです。「苦しみは半分に、喜びは二倍に」とはよく言ったもので、仲間が増えるたびに今まで難しかったことができるようになり、一緒に喜び合える時間が増えました。

私たちe-Educationの活動は学習塾と同じで、毎年同じような時間が流れます。生徒が入学して、学校が開講して、毎週テストがあって、受験の日を迎える。受験に合格した生徒たちの喜ぶ顔は、9年も経つとどこかで見た顔に見えてきます。

それでも。

一緒に喜んでくれる仲間の顔は毎年違います。新しい職員、新しいインターン、そして新しい支援者。毎年新しい笑顔を見ることができるから、私はここまで飽きずに来れました。一緒に夢を追いかけてくれたみんな、本当に有難う!

最後に。この10年、辛かった時期も苦しかった時期もありました。自分たちの活動を信じられなくなった時もありました。それでも、今日まで仕事を続けることができたのは、それが腑に落ちる夢だからであり、隣にいる仲間たちののおかげです。

いつも支えてくれる最高の仲間、温かい言葉を贈ってくれる素敵な支援者、みんなに感謝しながら10年目も頑張ります。

明日はその1日目。ありったけの感謝の気持ちを込めて、そしてこれから共に未来を創っていきたいという想いを込めて、10周年記念イベントを皆さんと一緒に楽しみたいと思います!

昨日「あと50名追加で募集います!」と言いましたが、なんと昨日だけで30名近く募集があり、残席20名ほどとなりました(嬉しすぎます...)

この投稿を見てくれたあなたと、大切な日を一緒に過ごしたく、少しでもご参加できそうな方は(途中参加・途中退出OKです)ぜひともご参加ください!


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