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1人1人が活躍できるOne Teamの作り方。

e-Education創立10周年記念イベント開催まであと6日。今日は、今回開催するセッションの中で最も熱くなるであろうセッション「1人1人が活躍できるOne Teamの作り方」について紹介...ではなく、なぜこの豪華ゲストがe-Educationのイベントに登壇いただけるのか、その背景をぜひシェアさせてください!

▼e-Education創立10周年記念イベント【2/1(土)10時〜@大手町】

マザーハウス・山崎さんとの出会い

ご存知の方もいるかもしれませんが、私はe-Educationの創業者ではありません。創業者の税所篤快くんを応援する立場でe-Educationの立ち上げに関わりました。

彼に頼まれたわけでもなく、自ら望んで創業者の右腕ポジションになりたいと思ったのは、マザーハウスの山崎さんこそ、私が目指したいリーダーだったからです。

――マザーハウスでのインターンからはたくさんのことを学ばれたということでしたが、いまの活動にどんなふうに活かされていますか?

三輪:マザーハウスという会社には、私はいまでもすごく憧れを持っていると同時に、将来はこんな組織をつくりたいという思いを持っています。具体的に言えば、前へ前へと突き進んでいく山口絵理子さんという社長がいて、それを隣で支える山崎大祐さんという副社長がいる。私は山崎さんの下でずっとインターンをしていたということもあって、彼のように起業家を横から支えるタイプの経営者になりたいなと思ったんです。それでe-Educationは、アツに代表として前に出てもらって、私は横や後ろからそれをサポートするというかたちでスタートを切りました。

結果的に、私は税所くんから代表を引き継ぐことになりましたが、目指したいリーダー像は今も変わらず、Warm Heart Cool Headは10年変わらず大事にしてきた仕事との向き合い方です。

そうそう、先日偶然バングラデシュで山崎さんとばったり空港でお会いして、10年前にマザーハウスの現地工場でインターンしていた日々を思い出しました。

あの時間がなければ篤快と出会うこともなく、きっとe-Educationの始まりませんでした。そんなご縁を創ってくれた山崎さんと一緒に10周年を迎えられることが今から嬉しくてたまりません。

かものはしプロジェクト・本木さんとの出会い

先ほど「結果的に、代表を引き継いだ」と書きましたが、そうなんです。私は別に経営者になりたかったわけではありません。前に出るのも正直あまり好きではなく、そんな話をしていた時に似てると言われた人が、かものはしプロジェクトの本木さんでした。

本木さんとの出会いは私がe-Educationの代表になってから...ではなく、私が前職JICAのバングラデシュ事務所で働いてた時でした。かものはしプロジェクトの村田さんと一緒にJICAオフィスにいらっしゃると伺い、以前から村田さんを知っていたこともあってワクワクしていたら、村田さんが病気で来れず本木さんお一人でJICAオフィスへ。

正直に告白すると、村田さんのことは一方的に知っていましたが、本木さんのことはほとんど知らず、さらに言えば当時の私はあまりNPOに良いイメージを持っておらず、かなり斜に構えた態度だったと記憶(反省)していますが、本木さんはそんな私の期待値を遥かに超えた方でした。

「NPOをなめすぎていた」

当時のメモにはこんな言葉が残っており、それだけ本木さんとの出会いが強烈でした。それからご縁あって、私たちが初めて開催したVBM(仮想理事会)でも、毎回ご参加いただき、その度に(心が壊れそうになる程)鋭いご指摘をいただきました。

昨年、私はより良いチームづくりのためにマインドフルネスやU理論を学び始めたところ、複数名の方から「本木くんに似ているね」と言われて、10年経ってもまだまだ先をいかれている本木さんがチームづくりに今どんな懸念と可能性を持っているのか、聞きたいことが山ほどあります。

ICC・小林さんとの出会い

最後は私の人生を変えてくれた、ICC小林さんについて...と書き出して既に泣きそうになっているのですが、続けますね。

小林さんと出会ったのは2016年。当時の自分は既にe-Educationの代表だったものの、創業者である税所篤快くんへのコンプレックスのようなものを抱えており、一言で言えば、全くと言っていいほど自信がありませんでした。

「税所くんの話ではなく、三輪くんの話を聞かせてくれ」

そう言ってくれたのがICCの小林さんで、「自分は自分のままでいい」と思えるようになったのも、2016年でした。

ただ、嬉しいことがずっと続くわけではありません。ようやく自信が芽生えつつあった時に起こったバングラデシュのテロ事件。そのあと体も心も崩してしばらく働けなくなった時に、また小林さんに声をかけてもらいました。

「カタパルト・グランプリ」

今ではプレゼンの天下一武道会とまで言われるようになった、ピッチスタイルのプレゼン大会の第一回登壇者に選んでいただきました。「本当に自分でいいのか...」と何度も辞退を考えましたが、仲間のため、バングラデシュのために全部出し切ろうと思って登壇したところ、なんと優勝。間違いなく、人生が変わった瞬間でした。

カタパルトに出た時のプレゼン動画は1年間で30万回以上再生され、この動画がキッカケでNHKのドキュメンタリー番組への出演が決まりました。バングラデシュの希望を日本の皆さんに届けるようになったのは、間違いなくICC、そして小林さんのおかげです。

そんな小林さんに、ICCに恩返しがしたい、という気持ちが膨らみ、2018年からはICCのスタッフとして運営に関わるようになりました。登壇者から見る景色とスタッフから見る景色は全く違い、ICCの成功の秘訣は、「産業を共に創る」という理念に向かうOne Team、スタッフのチームワークだと学んだ2年間でした。

「ICCの理念と精神と熱量を、バングラデシュへ」

そして昨年。ICCで学んだ全てをバングラデシュへ届けたいと話したところ、その場で小林さんが応援・参加してくれることが決まり、あの時ほど泣いた日はありません。

来年4月にバングラデシュで大きなカンファレンスを開催しますが、ICCで学んだことの全てを、そして今回のセッション「1人1人が活躍できるOne Teamの作り方」で学べることを、全てバングラデシュに持ち帰りたいと思います。

最後に

というわけで、「1人1人が活躍できるOne Teamの作り方」の登壇者は、私が心から尊敬する経営者であると同時に、私の恩師たちでもあります。

NPOでなくても、経営者でなくても、間違いなく大きな学びがあるだろうセッション。このメンバーで、このテーマで話せるのは、きっと今回、今だけです。

1人でも多くの方にぜひ聴いて欲しく、一緒に学びたく、良かったらぜひ2月1日(土)開催のe-Education創立10周年記念イベントにご参加ください!







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