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NPOの世界には、神様や救世主がいるんですよ

いきなり何の話を始めるんだと思ったかもしれませんが、今日もe-Education創立10周年記念イベントのセッション紹介です。

▼あと5日!創立10周年イベントは2/1(土)@大手町です!

今日ご紹介したいのは、セッション1B「どう魅せる?これからの時代に必要なNPOのブランディングとは」についてですが、私の考えるNPOブランディングについては、誰も興味を持ってくれそうにないので、今日も登壇者への愛を叫ばせてください。

元SVP東京・ 加藤 たけし さんとの出会い

SNSを中心としたデジタルマーケティングのプロであり、現在文部科学省 大臣官房 広報室の広報戦略アドバイザーも務める加藤たけしさん。今では雲の上のような存在ですが、実はこんな思い出があります。

こちらの加藤さんのブログ、もう涙なしには読めないのですが、私がJICAを退職してからの2年間、いわゆる《経営者の孤独》に負けず、毎日楽しく仕事ができたのはSVPの皆さんのおかげです。

そして加藤さんは、私たちSVPのチームリーダーだったのですが、それはもうお世話になりました。当時はまだ創業者の税所くんに対して私が2代目経営者特有のコンプレックスを抱きまくっていた頃であり、そんな時に「トジョウエンジン、本当に面白いですよね」とe-Educationのメディア戦略を褒めてくれたことが泣けるほど嬉しかったです。

私たちのように途上国で活動するNPOにとって、国内の活動、特に広報やファンドレイズといった取り組みは、どうしてもスポットが当たりにくく、だからこそ蔑ろになるケースも多いのですが、関わってくれたインターンメンバーも含めて高く、そして温かく評価してくれた加藤さんしか、このセッションのモデレーターは頼めませんでした。

PLAS・ 門田 瑠衣子さんとの出会い

続いてPLAS代表の門田さん。NPOのブランディングというテーマで門田さんの名前が思い浮かんだ人も多いのではないかと思いますが、門田さんの女神っぷりを知らない人も多いはず。

というのも、今回のイベント運営ノウハウの多くは、PLASさんから学んだものなんです。

私がNPOの代表になって、右も左もわからなかった時、広報インターンの大学生と2人でPLASのオフィスをお邪魔した時がありました。当時の私は、自分でもよくわからないレベルで疑心暗鬼で、門田さんの優しい笑顔が近づき難く(だいぶ失礼)、「私たちのノウハウでよかったら、いくらでもご紹介します」という言葉は全くといっていいほど信じられませんでした。

ところが、です。本当にイベント運営マニュアルを全てオープンにしてくれました。今ならある程度金銭価値がわかってきたのですが、民間企業相手であればXX万円ほどのコンサルができるような知識(スプレッドシート )を無償でシェアしていただきました。あれから5年以上経っていますが、今も有り難く、あのマニュアルを愛用させてもらっています。

PLASの、そして門田さんの魅力は間違いなく「オープン」であること。NPOのブランディングについて門田さんがどんなことを考えているのか、「え?そこまで言っていいの?」とみんなが驚く顔を、コッソリ楽しみにしています。

gooddo・ 下垣 圭介さんとの出会い

下垣さんとの出会いは...えーっと...たしか...すいません、やっぱり覚えていません。

いや、正確に言うと、「お酒を一緒に飲んだ」ということだけは覚えています。ただ、なぜだか当日の記憶はほとんどなく、気付いたら翌朝になっていたことが(一回ではなく)ありました。その時ご心配&ご迷惑おかけした皆さん、本当にすいません。。。

といったように、お酒の席でしか話したことがなかった下垣さんですが、一昨年の花見(やはりお酒の席)でお会いした時、きっと面白いことが起こる!という直感がして、(私が意識を飛ばす前に)急遽e-Educationの仲間に駆けつけてもらい、下垣さんとある企画の話で盛り上がりました。

それが今ではe-Educationのファンドレイズ戦略の中心となる一手になるのですから、やっぱり世の中は、そして下垣さんは面白いです。現在毎日のようにマンスリーサポーターが増えているのは、間違いなくgooddo皆さんのおかげであり、その背景にある考え方や想いは、一人でも多くの方に知ってほしいと誰よりも願っています。

下垣さんの専門はマーケティングではないのか?といった事前議論もありましたが、いえいえ、違うんです。NPOの可能性を、そこに関わっている人たちの可能性を心から信じて大きな一手を打ってくれた下垣さんは、我々にとっての救世主であり、このセッションにピッタリな方だと思っています。

決してお酒の入りそうにない朝の時間を選んだ、なんてことはないことだけは念のため強調させてください(笑)

コモンセンス・ 望月 優大 さんとの出会い

最後は尊敬して止まない望月さん。以前記事にもしましたが、2019年の4月から半年に渡って、私たちe-Educationのリブランディング・コンサルティングを引き受けて頂きました。

記事という形式上、なるべく簡潔に分かりやすくまとめましたが、本音を言えば「うまく言葉にできないけど、すごく良い時間だった」です。

何とも曖昧な感想に聞こえるかもしれませんが、望月さんのコンサルを勧めてくれた?キズキの安田さん、Chance for Childrenの今井さんも似たような感想を持たれており、「これが望月スタイルなのか!」と膝を打ちました。

望月さんのコンサルを受けるまで、私はブランディングはコピーライティングに近く、最終的に美しい言葉が生まれる完成イメージばかりが先行していました。

でも、そうじゃなかったんです。

コンサル期間は、正直楽しさよりも苦しさが勝る時間が多く、言葉にできないもどかしさは、コンサルを終えた後にまで残りました。でも、だからこそ、スタートラインに立つことができ、それがリブランディングだということに気づいた時、膝を太鼓のように叩きたい衝動に駆られました。

このセッションのテーマ「どう魅せる?これからの時代に必要なNPOのブランディングとは」は、間違いなく望月さんのコンサル期間があったからこそ生まれたテーマであり、望月さんをはじめとした神や救世主たちが、どんな時間を作ってくれるのか今からワクワクしています。

ぜひご参加を!

e-Education創立10周年記念イベント開催まであと5日。これからのNPOの魅せ方、ブランティングに興味のある方は、ぜひともいらしてください!



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