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言葉の体感温度の違いから「自分らしさ」を考えてみよう。

文系と理系、みなさんはどちらでしょうか?

私は大学は文系(法学部)でしたが、高校は理系(理数科)であり、どちらだと聞かれたら「理系」と答えます。

だからこそ、説明のつかないものは嫌いでしたし、解釈の別れる言葉には少し苦手意識がありました。

でも、最近になって言葉と上手く付き合えるようになってきた気がするので、先日参加した経営者・管理職向けの研修プログラムの学びと合わせて紹介させてください。

『U理論』の「感じ取る」とは?

先日参加した研修プログラムの内容について、ここ数日記事にまとめてきました。

深く観ること、深く聴くことが大切なのはなぜ?
あるがままの醜い自分を、相手に投影してう現象(落とし穴)について理解しよう。
執着(弱み)からこだわり(強み)へ。ストレングス・ファインダーで自分の壁を越えよう。

詳しくはこれらの記事をぜひ一読いただけたらと思いますが、研修プログラムでは『U理論』という本の内容について何度も触れる機会がありました。

ざっくり言えば、自分自信をよく観察し(観る)、そこから感じ取るものを元に、自分のコンプレックスなど深く根ざした感情を手放す、という一連のプログラムの中で、この「感じ取る」というセッションも目から鱗でした。

一つ、具体例を紹介します。

ここに、30個の言葉が並んでいます。どれも負の意味が込められた言葉ですが、言葉自体に強弱はありません。

では、ここで質問です。この中で一番心にグサッと刺さった言葉はなんでしょうか?一番冷たく感じた言葉は何でしょうか?

次の段落へ進む前に、よかったら一つ選んでみてください。

言葉の体感温度の違いからから見えてくる自分

いかがでしょうか?言葉は決まりましたか?

ちなみに私は「自信がない」という言葉が一番嫌で、一番冷たく感じるドッシリとした言葉になりますが、同じ人はどれくらいいるでしょう?

参考までにe-Educationの仲間たちに同じ質問を出したところ、同じ言葉を選んだ人が誰一人としていませんでした。

よく聞くと、それぞれの辛い過去や苦い経験に紐づいた言葉をみんな選んでおり、それによって体感温度に差が生まれたのです。

そう、「差」なのです。

この「差」を理解せずに、同じ言葉をみんなが使うからこそ、そこに衝突が生まれます。

例えば、私の場合、「三輪さんって自信ありそうじゃないですか?」と言われると、結構しんどいです。自信を持てたことが全くと言っていいほどないので。

同じように「無能」と言われて傷つく人もいるかと思いますが、私の場合「じゃあ、才能が無くても勝負に勝てたら面白いじゃん」とプラスに捉えることだってあります。

このように言葉には温度があり、その小さな差を「感じ取る」ことで、自分の理解がグッと深まった気がしました。

最後に

この「感じ取る」力ですが、正直、本を読んでもあまりしっくり来ませんでした。

でも、みんなと一緒にワークを進め、その微妙な差を感じる中で、自分という人間をまた少し理解できた気がします。

同じように、マイナスのの言葉だけで無く、プラスの言葉でもやっぱり「差」があり、そこにまた自分らしさがあると思っており、今度実験してみようと思います。

良かったら、ぜひご一緒に。

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