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共感から共鳴、そして共創へ。そのために必要なことは?

昨日は、NPO法人ミラツクのクローズイベント、年次フォーラム2019に参加してきました。

ちょうど私たちe-Educationのアニバーサリーイベントと同じ時期の開催で昨年まで出席できなかったのですが、(今年は創業10周年記念イベントを2月に開催するため12月のイベント主催がなくなり)念願叶ってミラツクのフォーラムに参加することができました。

「既にある未来の可能性を実現する」ミラツクのイベントだということで、どのセッションも超未来思考で、知らない単語や想像もしなかった概念ばかりだったのですが、一つ腑に落ちた言葉があったので紹介させてください。

共感から共鳴へ

今の時代「共感力」が必要になっている、ということをよく耳にするようになってきました。

私の仕事でもある国際協力の業界でも、いかに「共感力」を持つことができるかは大きなテーマとなっており、NVCをはじめとしたコミュニケーションのあり方にも注目が集まるようになりました。

では、共感力あふれる世界の先には、どんな世界が広がっているのか?セッションの中で「共鳴」という言葉が何度か飛び交いました。

私も高校までは理系だったので、共鳴という現象自体はわかっているつもりでしたが、これが私たち人間をベースにした「共鳴」は一体どんな世界なのか?パッと思い浮かんだのは、感情を共有するだけでなく、行動まで共実現される世界でした。

気持ちをわかり合うだけでなく、ある目的に向かって一緒に行動していく。それは私たちe-Educationが創立10周年記念イベントに込めた「共創」という言葉に近いかもしれません。

共創のために必要なこと

共感から共鳴、そして共創の時代へ。そんな時代を生きる我々に必要なスキルは一体なんでしょうか?

それはストーリーによって共感を生み出し、具体的で色鮮やかな未来図を見せることによって次の行動を促していく伝える力、プレゼンテーションなのではないかと最近よく思います。

国際協力を仕事にして、もう少しで10年経ちますが、海外の現場で痛感したことは言葉の伝わらなさです。私たちが当たり前だと思っていることがそうではなく、途上国で暮らす人たちの当たり前を知らないために彼らの心を傷つけてしまったこともありました。

一方で、言葉の力を感じた瞬間もあります。まだ見ぬ未来をしっかり魅せることができれば、育ってきた環境や文化が違ったとしても、一緒に同じ道を進むことだってできます。

共感には聴く力が必要なのであれば、その先にある共鳴には伝える力が必要になってくる。そんな予感がしてなりません。

最後に

こうやって記事にしたものの、まだ完全にしっくりきているわけではありません。

それくらいミラツクの年次フォーラムは刺激的で、一晩経った今でも頭がグラングランしています。

この良い刺激を大事に、この年末のまとまった時間をフル活用してまだ見ぬ未来について考え続けてみます。

良かったら、ぜひご一緒に。




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