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それでも私は「あなたの一歩が世界を変える」を今も変わらず信じている。

ネパール出張を終え、帰国途中の三輪です。

今回の出張ではたくさんの収穫がありましたが、同時に課題の大きさや解決するまでの道の険しさを痛感しました。

「世界を変えるなんて、やっぱり無理じゃないか」

国際協力の仕事をしていると、毎日のように同じ問いにぶつかります。

それでも、私は前職も合わせて9年以上国際協力の仕事を続けているのは、やっぱり信じているからです。

《あなたの一歩が世界を変える》

これは9年経っても変わらない、私の信念です。

自分のための一歩か?誰かのための一歩か?

みなさんは、誰かのために一生懸命頑張った記憶がありますか?

私はあります。高校生の時、野球に打ち込んでいた時の話です。

高校生3年生になり、最後の夏の大会を目前にして、私は練習試合中に足を大怪我しました。

全治2ヶ月。大会に参加できないことは悔しくて堪りませんでしたが、それでもチームの役に立ちたくて、できることは全部やりました。

ボール磨きに、スタメン選手のバッティング練習の付き添い。何かの参考になればと想って、練習場に初めてビデオカメラを持ち込みもしました。

今振り返れば、あれが私の原点だった気がします。

自分が成長するための一歩は確かに重要です。でも、それだけでは限界があり、少なくとも私の場合は100%以上の力は出ませんでした。

でも、誰かのための一歩には大きな力があります。自分の限界を遥かに超え、今まで見えなかった景色まで見えるようになります。

《誰かのために一歩を踏み出す》

これが、誰かと共に生きる世界を変える力だと私は思います。

たった一人のための一歩でいい

そしてもう一つ大事な話を。

国際協力の仕事をしていると、ついつい問題の全体像ばかりに目がいってしまい、目の前の可能性を見逃してしまうことがあります。

例えば、先日ご紹介したバングラデシュの青年シャフィは、私の常識を見事に打ち壊してくれました。

詳しくはぜひ先日の記事をご覧いただければと思いますが、バングラデシュでロヒンギャ難民問題が発生した時、私よりも早く動き出し、結果的に2000人以上の人たちの命を支えるプロジェクトが生まれました。

「あなたのおかげで、私は挑戦することを恐れなくなりました」

ロヒンギャ難民キャンプから戻る途中、私はシャフィから感謝の言葉をもらいましたが、その時自分がこれまで頑張ってきたことは決して間違っていなかったと確信することができました。

《誰か一人のための一歩でも、世界を変える可能性がある》

シャフィから学んだことを、私はこれからも信じ続けていきます。

最後に

先日、ZOZO前澤さんの100万円お年玉が当たり《途上国の若者100通りの夢を応援する》ための協力者を募集したところ、本当にたくさんのアイデアが集まりました。

その中には、途上国の子どもや若者に光を当て、彼らの一歩を応援したいと想っている人がいっぱいいて、凄く嬉しくなりました。

また、これから新しい一歩を踏み出そうとしている人たちの声もすごく嬉しく、少しでも力になりたいと強く思いました。

100通りの夢を応援する協力者の募集〆切は今日18日の23:59まで。共感いただける方、一緒に途上国の若者の夢を応援したいという方は、ぜひご応募よろしくお願いします!

▼応募は私のツイッターをフォロー&以下のツイートをRTするだけです!


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