文化の弊害 1

やっぱり私にはブログを毎日書くとか、そういった活動は向いてないのだな、としみじみ思う。
前の投稿から早半年。あのタイトルならもっと書けると思ったのに。
まあいいや、どうせ誰も読んでいない心のだだ漏れなんだから。

英語を話す人と付き合って、日々翻訳機と格闘していて、ふと気づいたことがあった。
英訳できない日本語があるのは文化のせいだってこと。これ当たり前?私的には画期的な気づきだったんだけど。。

今回のWordは「しかたない」

ないの。この英語。なんでかっていうと、英語圏の人にほぼほぼ「しかたない」シチュエーションがないから。
上司があきらかに違ったことを言ってた時、日本人は「しかたない」からそれを上司に言われた通りにやる。でも英語圏の人は「それ違うのでは?」ってその時点で上司に提言する。上司がその提案を聞くか聞かないかは知らないけど、まずそこに「しかたない」からやるかという状況は少なくとも発生しない。だからこの言葉と合致する言葉がない。

これ、英語を学び続ける身としては、英語圏の人と交際する上ですごく有益な気づきだったんですけど。だって、「しかたない」なって思った時点で、「あ、この感情ってほぼ相手に伝わらないな」って気付けるわけだし、
頑張ってその感情を伝えるというよりも、そもそもの「しかたない」状況って変えるべきなのでは?ともなる。
いわゆる欧米化!するしかない。だって「しかたない」を理由にしたら「Why did you~?」的な流れがはじまってしまう。それこそやっちまった状態なわけで。また翻訳機との格闘に逆戻りする。

日本の文化も他国の文化も一長一短があるわけで、どちらがいいとも悪いとも思わないけど、どこの国の言語を話すにしても、その言語の背景、カルチャーへの理解は必須。でも日本人なのに、他民族化していくのはそれはちょっとまた別の問題じゃね、とも思う。

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