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NASAの宇宙望遠鏡『TESS』 大活躍!

★二つの恒星を回る惑星を発見!
「太陽系から遠く離れた宇宙で2つの星(恒星)を回る惑星を宇宙望遠鏡『TESS』が見つけた、と米航空宇宙局(NASA)が7日発表した。
NASAによると、この惑星は、南天の『がか座』の方向にあり、1300光年離れた宇宙空間の2つの恒星の周りを回っており、『TOI1338』と名付けられた。
2つの恒星は15日周期で互いに回っている。1つは太陽より約10パーセント大きく、もう一つは太陽の質量の約3分の1。
「TOI1338」の大きさは地球の約6.9倍で、太陽系惑星と比べると、土星と海王星のそれぞれの間に位置するという。
TESSは惑星が恒星の前を通過する時しか太陽系外惑星を観測できない。『TOI1338』が2つの恒星を通過するのは93~95日に1回という。」

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上の画像:2つの星(恒星)の周りを回る惑星「TOI1338」(画像中の黒い点)(Credits: MIT / NASA)と
引用:『米宇宙望遠鏡「TESS」が太陽系外で2つの星を回る惑星を見つけた』
2020年1月8日
https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2020/01/20200108_01.html

★地球サイズの惑星を初発見!
「米・カーネギー研究所のJohanna Teskeさんたちの研究チームはTESSの観測データから、レチクル座の方向53光年の距離に存在する8等星HD 21749の周りに
2個の系外惑星を発見した。。。

その内の一つ、「『HD 21749 c』の直径は地球の90%ほど、質量は80%ほどで、地球に似たサイズの岩石質の惑星とみられている。約8日周期で公転しており中心星に非常に近いことから、表面温度は摂氏約430度と考えられている。HD 21749 cはTESSで発見された10個目の惑星であり、TESSが見つけたものとしては初めての地球サイズの惑星である。」

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上の画像:中心星「HD 21749」(左上)と、地球サイズの惑星「HD 21749 c」(中央)、小型海王星サイズの惑星「HD 21749 b」(右↓)の想像図(提供:Illustration by Robin Dienel, courtesy of the Carnegie Institution for Science)と引用:『探査衛星TESS、地球サイズの惑星を初発見』カーネギー研究所/NASA 2019年4月18日
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10592_hd21749

タイトル画像;
(NASA) 太陽系外惑星を探査する宇宙望遠鏡「TESS」、4台の高性能広角レンズ・カメラで、300光年以内にある高輝度の恒星を回る惑星を観測する。
http://tokyoexpress.info/2018/04/19/太陽系外惑星を探査する宇宙望遠鏡「tessテス」、/


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