子どもが感じているストレス
施設の中でも年に数回ある実習生受け入れ期間。
うちでも、積極的に受け入れて実施しています。
学生さんからすると、単位を取るためには必修科目になっている学校もあります。
将来、児童養護施設で児童指導員として働くため。
と明確に目標を持って実習に来る学生さんはほとんどいません。
ほとんどが、幼稚園教諭や保育園の保育士志望です。
どんな目的を持っているかに関わらず、実習の初めにお伝えしていることは
子どもの生活空間に他人が入ってくる
ということです。
一般家庭に親の練習をしたいからと言って、いきなり住み込み始めることなんて、まずないじゃないですか。笑
そういうことなんです。施設では。
子どもからすると、自分たちの当たり前にある空間にストレスが増える。
良い意味でも悪い意味でも、刺激になるものが増える。
という状況なんです。
なので、新年度の新任職員の人事配置時、中途採用等の時期は、子どもたちは、何かフワフワしており落ち着きません。
周りの環境が変わる。
自分の学年、学校も変わる、ホーム担当が変わる、とグルグルと環境が変わる時期だからです。
環境が変わることに対して、その空間や環境を受け入れ、自分のやるべきことをきちんと理解して行くことも大切な力です。
大人側の理解としては、少なくとも、子どもたちは受け入れるまでに時間がかかることもあり、その間何かしらストレスを感じている、刺激を受けていることを理解することだと思います。
入って早々、我が物面の人とかいます。
張り切り過ぎて、今までの生活を知ろう、見ようとしない人。
悪気がなくても、かなり迷惑です。
ただでさえ、離職率が激しい現場。
運営側は、新任職員を大事にしたい。
実習生を離したくない。
私からしたら、どうでも良いことですが…笑
経験年数が多い職員に教育(新任に合わせた)を強いられます。
面倒くさいです。
謙虚さ くらい学生のうちに身につけとけよって思います。
これは、個人の見解。
それさえも、中堅、ベテランは新任に言ってはいけない現状。もしくは、言い換えて言わなければいけない時代。
働く現場=子どもの生活空間
一緒ではないですよね!
< 子どもの生活空間
今年度も、コロナ禍ではありますが、実習生の受け入れはあると思います。
全員が、我が物面ではありませんよ?
たまにいると言うことです。
実習生の中でも、緊張したり不安を感じながら来られる人もいると思うので。
受け入れ時には、何か学んで終えて欲しい。子どもたちの生活空間であることはきちんと理解した上で、来て頂きたいですね。