推しを感じに八王子
奈良のオタクフレンドリーカフェ・カフェオリオンさんの名物メニュー「推し色クリームソーダ」。
聞けば、そのままの名前ではないものの、カフェオリオンさんと同様、好きな色でクリームソーダを作れるお店が存在するとのこと。しかも、関東で。
そのお店の名前は『カフェ小鹿』。
本稿初出時点では奈良に行くのはいつになるか状態(当時は近々、ということは決めてはいた)。なら、取り急ぎまずはカフェ小鹿さんに行って、予習してみよう。
そんなわけで推しを少しでも感じに、平日の昼間、ゴールデンウイーク中の休日出勤(給与計算とその他もろもろで2日間)の代休を利用して、行ってみました。今回はそのレポートです。
※本編の前に念のためご注意※
・本記事含めたマガジン『推しを感じる』にて記載の内容は、初回掲載当時のものです。
・この記事における体験談はすべて私個人のケースであり、また感想についても私個人の感想です。
・推し活はご本尊、およびオタクフレンドリーな場に携わる全ての方へのリスペクトと感謝を忘れずに。
行ってみた。
弊地元から八王子までは、ざっと見積もって1時間半少々。どうせ平日真昼間から行くなら開店と同時を狙いたい。と考え、オットー(本稿初出当時週1で出勤、あとは在宅勤務)の見送りも兼ねて出発。オットーの見送りを終えた後、少々地元のスタバで時間を稼いで、いざ八王子へ。
八王子へ向かう電車の中で、
推し(光吉さん)が参加したユニット・Pinedのアルバムを聴いて、「なんで推しの関わるものはこうもスルメ案件なのか」と悶える一幕もありつつ。
やってまいりました。カフェ小鹿さん。上のツイートにある通り、本当に「みなさんが想像している以上に民家」(カフェ小鹿さんツイッターアカウント紹介文より)。
さて、今回カフェ小鹿さんでやってみたかったことは、カフェオリオンさんの推し色クリームソーダでは出来ない色の組み合わせをやってみること。
現状、こちらで把握しているカフェオリオンさんで指定できる色味は以下の通り。
・青
・赤
・緑
・紫
・黄
・ピンク
・白(夏季限定)
※出典はこちらの記事。
推しの魅力があまりに多彩すぎて、この7色からは選べない…!2色verの「推し×推しクリームソーダ」でも悩むというのに…!!Pinedでやったとしてもこれまた取り扱いカラーが広すぎて選ぶのに悩む(CD第1弾なんてタイトルが『COLORED』)。
しかし、唯一、2色verならやれそうな組み合わせがあった。白と黒のモノクロームな組み合わせ。PinedのCD第2弾は『monochrome』。これなら…と思ったらカフェオリオンさんに黒がない。
もし、カフェ小鹿さんで出来るなら、やってみたい。カフェ小鹿さんは、希望の色味のリクエストにお答えする形式ということ。これはいける、かもしれない。
という訳で、頼んでみた。色味の参考として手持ちのCDなどを提示することも出来るとのことだったので、注文時には事前にスマホ画像で用意したCDのジャケット写真を参考までにお見せしました。
出来上がりがこちら。推しのアクスタは例のまとめ以来のお約束ということで何卒。黒が上で白が下になったのは、カフェ小鹿さんのメニューに記載の仕様(カフェ小鹿さんのメニューを写したツイ参照)に基づくもの。個人的には曲順準拠で白を上、黒を下にしたかったが、こればかりは仕方がない。ただ、この上下の組み合わせが、後程奇跡を起こすことに。
カフェ小鹿さんでは、現在、このご時世が落ち着くまでの期間限定キャンペーンとして、おひとり様で来店された方向けに、ミニクリームソーダorミニデザートがついてくるキャンペーンを実施しています。その恩恵を受ける形で、推し単体イメージでミニクリームソーダをお願いすることに、さわやかモードの推しということで「青」をチョイス。アクスタとの対比よ…w
出来たソーダの色味は、どちらもとても綺麗。見よ、青の方のクリアーっぷり。(おいしくいただきました)
クリームソーダだけではおなかがすくので、せっかくだからとワッフルもオーダー。さくっとおいしい。
ワッフルに舌鼓をうっていると、
おや、黒と白のクリームソーダのようすが…
『monochrome』の2曲目『White』は、雪がしんしんと降り積もる冬の情景を描いた曲。アイスが溶けていく様子が、雪が降っているように見えて、とても幻想的。黒は雪に覆い隠された土の色のよう。というか、「黒土」ってあったよね。(ググったらあった)
そして、アイスが溶け切って、黒と白の境界があいまいになり、
生まれた色は、グレー。
White→Black→Grayの順で紡がれる、『monochrome』全体の世界観を体験した、そんな奇跡のひと時でした。
そんなわけで、カフェ小鹿さんで、推しの参加したユニットの世界を感じた1日でした。色味のオーダーがどこまで出来るか、他のお客様の感想ツイを通じて色々研究してみたい。あとお店のレトロな雰囲気、佳きです。黒電話、扇風機のモデル…昔懐かしい風景がそこにありました。
目の前が公園、斜め前には小学校、周りは本当に住宅街、という環境ですので、行かれる方は、近隣の方へのご配慮を。
拙い語彙と表現ですが、少しでもコンテンツの良さが伝われば幸い。スキはモチベに、サポートは推し活とネタ収集、合唱などの活動に充てます。よろしくお願いいたします。