見出し画像

「どうせムリ」というお子さんとどうかかわるか?

マザーズコーチ@松本美和です。

ピアノ教室の弾き初め会で
私は子どもたちに
あるテーマを与えました

コロナ前のグループレッスン

「今年もあと3日になったとするよね~
じゃあ みんなは
今年一年
どんな一年だったって言いたい?」

みんな
きょとんとしています

「何でもいいんだよ~
 こんなふうになっていたい

 って思うことを挙げてみて」


「テストが全部100点」

「じゃあ その時
 お母さんは どんな顔をしている?」

「嬉しそう・・・」

「学校の先生はなんて言ってた?」

「よく頑張ったなーって言ってくれた 」

「いいね~
 今話してみて どんな気持ちになった?」

「なんか ほんとにしたいと思った」

これが相手の主体性を引き出す会話の一例です。

しっかり話を聴くと子どもたちは話し始めます

自分から
「やってみようかな」

と思える会話の回路を作ること
が大事です

そのためには
お母さまの会話の持っていき方が
とても重要になってきます

コミュニケーションとは相手の言葉を引き出す技術です。

「そんなの無理でしょ」
と思っていたら

それを言葉にしなくても
子どもたちに見抜かれます

自分のことを
信じてないんだなと感じた子どものモチベーションは
当然ながら下がります。

お母さまが
ムリと思っていることを
お子さまはやろうとはしません。

だって
どうせムリ
ってお母さんは思っているんだし・・・

どうせ どうせ・・・

「僕にはムリ・・・」


そう思う傾向のあるお子さまのいるご家庭では

もしかしたら
子どもは
周りから 過度の期待をかけられ

実は頑張っているのに
なかなか承認してもらえず

自己肯定感が低く
やる気を失なってしまったのかもしれません

私たち大人がやるべきことは
お子さまを叱咤激励することではなく

お子さまが

《やってみようかな》
と思える思考回路を作ることです

心から応援してもらっている
と子どもが感じることができれば
きっと

子どもは
自分で考え
自分で行動できるようになるのかもしれませんね


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?