歩き、見、聴き、食べ、感じ、考える
丁寧に包まれた笹の葉を広げると、濃厚な海苔の香りが鼻をくすぐる。
細かく刻んだ紫蘇の葉をご飯にあえて、薄く塩をまぶした大き目のおにぎりが二つ、ゴロンと不器用な形をしている。
不器用な男の手で握ったのだと主張しているような佇まいがまた、何とも言えない食欲をそそる。
付け合わせの浅漬けのキュウリが良い緑色をしている。
参加者の方が、ランチのためにおにぎりを握って来てくれていたのだった。
約半年ぶりに、三浦半島を歩いた。
京急三崎口駅から三浦半島の西側を回る。森を迂回し、油壷を抜