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オモコロ杯受賞記念対談 Vol.3-4「りきすい&ヒル」
今回もオモコロ杯受賞者に話を聞きます。第3弾は同時に2名、「公園の奥行き」のりきすいさん、そして「夢に出てきた場所に行きたい」のヒルさんです。
北海道、広島、沖縄をつなぐインタビュー、今回もたくさん話を聞いていきましょう。
20:30 インタビュー開始
―――こんばんは、今日はよろしくお願いします。
りきすい(以下’り’)「よろしくお願いします。」
ヒル(以下´ヒ’)「よろしくお願いします。」
―――まずは簡単にオモコロ杯に応募した経緯をお願いします。
り「3年前に初めて応募して今年で3回目の応募でした。去年は応募せずに今年はもう少し手間をかけたものを出そうと思っていました。」
ヒ「私は今年がはじめての応募でした。年末年始に書くと決めてどうせまとめるなら人に読んでもらいたいと思い応募しました。」
受賞作品について
―――りきすいさんはオモコロの振り返り記事でもベスト導入賞と名高いですが。
り「実は記事を書く前にある人に『公園の奥行きとかええんちゃうん?』と言われる夢を見まして。あの導入は実体験に近いというか。」
―――え、じゃあ2人とも見た夢が下敷きになった記事ってことですか?
ヒ「すごい話ですね。」
―――それがちゃんと記事になってるからさらにすごい。夢の話なんてオチがなくてつまらないのが当たり前なのに。ヒルさんの記事はまだ進行中と言えますね。
ヒ「今もFlugaからの便りを待っています。」
―――ノルウェー語を習ったところで掴まれました。
ヒ「ありがとうございます。元々仕事で翻訳をしていますがノルウェー語は初めてでした。」
―――前回お話を伺った高橋(多聞)さんもミュージシャンという自身の特性を最大限生かした記事でした。
り「私は本業が自動車学校の教習員なので最後の自動車マナーに関する所はそこから来ています。」
ヒ「奥行きをメートルじゃなくて歩数ではかるところと、公園の集計データが自治体ではなく終始アパマンショップ調べなのが最高です。」
―――皆自分のフィールドで培った技能をオモコロ記事に落とし込んでてすごい。体験マンガなんかも実体験ベースで面白くできるのは尊敬しますね。白森さわさんのメイドバイト面接体験記とか。
―――お二人の好きな受賞作品の話を伺ってもよろしいですか?
り「『持っている服をすべて食器にする』はこちらの理解を遥かに超えていてジェットコースターのような置いてけぼり感が好きです。意味がわからな過ぎて面白いですね。」
り「特に異様な苦労が垣間見えたという点ではnaki-wankoさんの「『きょうのわんこ』4年分を真剣に見る」という記事が良いですね。単純に人が苦労しているのを見るのが好きなのかも知れません。」
ヒ「駄菓子やお花見ももちろん好きです!理由も共感できるし、想像をはるかに上回る丁寧な工作だし、明るい気持ちになりました。あとは『今コカコーラの自販機が三国志状態になっている』。何かをひたすら集めて調べるだけでも面倒くさいのに、それをあれだけのボリュームで面白く書ける文才って何なんだ!?と震えています。この方の他の作品もすごい。」
―――2人ともすごい熱意で語ってくれてビビっちゃった。
今後の展望について
―――最後に今後の展望について教えてください。
り「今のところあまり見通しが立っておりませんが、教習指導員という特殊な仕事を活かした記事を書けたらとは思います。また、誰の得にも損にもならない記事が好きなので、そういう記事が書けると良いですね。ブログにも存在しないゲームの攻略情報とかを書いてたりするので、そちらの方も是非…!」
ヒ「やってみたいネタのストックはたくさんあります。次に書くものは決まっているので、noteとブログに投稿する予定です。時間をかけて調査するネタで、全市町村の憲章を調べて「自分のワガママを受け入れてくれる場所を探す」というのもやってみたいです。DPZ新人賞とか自由ポータルとか、あと地元ネタが好きなのでDeeOkinawaに投稿したいと思っています。」
―――2時間くらいしゃべっちゃった。ありがとうございました!
追記
書き起こし用に録音していたデータをカローサムが消し飛ばしたためお二人には一部質問にDMで回答していただきました。ホントにありがとうございます。
(続く)
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