読書日記 6月◯日 その6

久しぶりに外に出て仕事をしたらとても疲れてしまった。身体がひきこもりに慣れはじめてる。ロロの「窓辺」稽古も佳境。4月から悩みながらつくってきたけれど1.2.3話どれも大事な作品になりそうだ。
石川宗生「ホテルアルカディア」を読んだ。前作の「半分世界」が大好きだったけど、「ホテルアルカディア」もとってもおもしろかった。10ページちょっとの短編が29本。奇想のバリエーションが豊富で脳みそのあらゆる部分がもみほぐされました。気持ちいい。石川さんの短編はどれも舞台美術がしっかりしてるから、短い話でも細部を眺める楽しさがある。どの短編が好きだったかみんなで語り合いたい。私的ベストは、星になった亡き人を望遠鏡で探そうとする「光り輝く人」かなあ。変愛小説集に収録してほしい

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