人気も実力のうち

先日Twitterのタイムラインに、このようなツイートが流れてきました。

「日本の場合、実力がないのに人気だけはあるタレントが多すぎる。」

これはテレビを観ての意見だと拝察しますが、テレビに出れるタレントは視聴率が取れる人ですよ。

それがどれだけ凄い事か。

才能と実力以外の何物でもないです。

私レベルの芸人はどうしたら視聴者が喜ぶ絵を作れるか、コメントを言えるか、毎回必死です。

とある先輩が言うてました。

「テレビは厳しいで。その芸人が面白いか面白くないか、視聴者が見た5秒で判断されるからな」

仰る通りです。

「何でこのレベルの人間がテレビに出てるんだろう?」

視聴者は時としてそう思う事もあるかもしれません。

それはもしかしたら、司会者が「こいつがおったら安心する」という理由かもしれないし、大手事務所が「将来性あるから経験値積ませたい」かもしれないし、人間性で愛されていてなのかもしれません。(これも才能です)

そこにいる理由はちゃんとあるのです。

そして、劇場で活躍出来るのもお客さんを呼べる人です。

チケットを購入してもらって、劇場まで足を運んでもらう。

これがどれほど凄い事か。

よくデビューしたてで、見た目で人気が先行する若手がいます。
やっかみで、同期や先輩から「顔面人気だけや。何もおもろないわ」とか陰でボロクソに言われたりします。

私も言うてました。

この芸歴になって思うのは、観る人を熱狂させるて誰にでも出来る事じゃないし「この人を応援したい」と思わせるて、やはり凄い事なんですよ。

どのプロダクションもそうだと思うんですが、お客さんを呼べる芸人は大切にされますからね。
若手に一番必要なのは、場数なんです。
集客力あれば、それだけ出番も増えて、賞レースの対策も立てやすくなります。

人気先行と揶揄されても、与えられた舞台で頑張っていれば、実力は必ずついてくるものです。

かくいう私は大した集客力もなく、吉本のライブや劇場で出番が頻繁にあるわけではないので、主催ライブや単独をコツコツやっていくしかありません。

なので4月16日(日)に独演会をやる事にしました。

配信チケットも発売する予定です。
全国の三浦マイルドを支持する、サイレントマイノリティの皆様、何卒よろしくお願いします。

今日は実に良い話でしたね。












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