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絵でつづる・独り言 3 三浦滉平

毎日、日記のように描いております

パープルコールラビ1

パープルコールラビ Purple kohl rabi : 
コールラビの言語はドイツ語でコールはキャベツ、ラビはカブの意味で
キャベツの仲間だそうです。原産地は地中海北部で根元に近い茎のふくらんだ部分をたべる。本当にちょっと変わった野菜ですね。形も不思議な格好をしており私は宇宙からやってきた乗り物に見えてしまう。日本の野菜にはこのような形は見当たらない。私の頭の中の西洋野菜の代表選手のひとつです。特に赤い色をしたパープルコールラビは大変美しい葉のグリーンも独特の色彩ですね。和名は蕪甘藍(カブカンラン)と呼ぶそうです。
今日のイニシャル・カリグラフィーは P です。日本人にはなかなか P の
イニシャルの人はいませんが、私の友人の娘さんの名前が P で
「巴子」パコと呼び、巴里(パリ)で生まれた子なのだそうです。・・・・

グリーンセロリー

グリーンセロリ green celery:
セロリーはセリ科の一年草。ヨーロッパ原産でヨーロッパ中部から南部、アフリカ、南アメリカ西アジアおよびインドにかけて野生種が分布している。一説にはスエーデンが原産ともいわれる。
野菜および香辛料として広く栽培されている。茎は高さ60センチから90センチ位になり、葉柄の基部に肉厚のさや状となる。白緑色の小さな5弁の花を多数つける。果実は2ミリ位の卵型で香辛料として利用される。全草に芳香があり、古代エジプト時代から薬用として利用されミイラの首飾りに用いられた。ヨーロッパでの栽培は16世紀ごろからイタリアで始まったと言われている。日本への渡来は豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に加藤清正が持ち帰ったといわれ名もキヨマサニンジンとも呼ばれた。
私は今、セロリーにはまっておりまして、どんな料理にもセロリーを入れて楽しんでいます。味が一段とエキゾチックになるのがなぜか不思議です。
今日のカリグラフィはグリーンセロリーの G にしましょう。

パプリカ

パプリカ Paprika :
パプリカとピーマンの違いがわかりますか。パプリカは色が豊富で赤・黄・
オレンジなどカラフルで形も大きく味が甘い。ピーマンは色が緑で形は小さめ味はちょっと渋みがある。その差は微妙、学術的には同じファミリー。
私はよく野菜を買ってきて食べる前に白い大皿に入れて形や色を楽しんでいます、特にパプリカは形も色も豪華な素材で、一つ一つ手に取ってスケッチを始めそれを構成し着色し絵として仕上げていく。パプリカの表面はつやつやと光っており、まるで陶器でできた置物のようです。最近はグリーンサラダのなかに赤やオレンジ、黄色のパプリカを厚めに千切りし混ぜ合わせる。
カラフルになり美味しさもまします。でも私はピーマンの方が好きです。
今日のイニシャルカリグラフィーは P にします。

クレソン

クレソン CRESSON : 
クレソンは別名オランダがらし、水中または湿地に育成するアブラナ科の多年草です。フランス語でCRESSON クレソンとよばれその名前が定着している。日本では洋食屋でステーキをオーダーした時についてくる貴重な野菜でパリの朝市ではどの野菜コーナーでも山積みにして売られている。
その値段の安いこと新聞紙を円錐形にまるめ、その中にいっぱい詰めて。
100円位で買い求めていました。私は大好きでいつもクレソンだけのサラダをたのしんでおりました。ちょっとピリットシした味がなんともいえません
レモンを入れたドレッシングに少量のかくし味に砂糖をいれるとまろやかさを増します。ああ、食べたいなあ、・・・・・
そういえば、今住んでいます近所の友人から大量のクレソンをいただいた事がありました。感激してクレソンだけの贅沢なサラダを堪能いたしました。
美味しかったです。近くの小川で取れたみたいです。今日のカリグラフィー
のイニシャルは C をデザインいたしました。

ナス

ナス eggplant :
秋茄子は嫁に食わすな。ということわざがありますが、いろいろな説がある一つには秋茄子は大変美味しいので他家からきた憎い嫁に食わせてはもったいないという姑の嫁いびり。もう一つの解釈は東洋医学的にみて茄子は体を冷やす食べ物に分類され特に女性にとって冷えは健康に良くないため、子供を産んで欲しい大切な嫁に茄子を食べさせ過ぎてはいけないという嫁を大切にしている姑の願いである。どちらにしても秋茄子は大変美味しい。炒めてよし、煮てよし、焼いてよし、漬物にしても美味しい。私は茄子を皮のまま焦げるまで焼いて皮をはがし、ショウガ醤油で食べるのが大好きです。さて、今日のカリグラフィはイニシャル E にしました。

三浦滉平のプロフィール:
デザインハウス三浦を主催。数多くの作品を手がけ、大手企業のロゴ開発、企業のブランディングにも関わっている。現在、V-デザイン研究所、日本カリグラフィースクールの講師としてもデザインを学ぶ人達の育成にも従事。
フリーのグラフィックデザイナー、タイポグラファー、カリグラファー、
フレスコ版画の作製、グラフィックアーティストとして活躍中。

インターナショナル ビエンナーレ イタリア ネルアート賞受賞
デジタルパブリシング グランプリ大賞受賞
アジアデジタルアート大賞 アメリカンコミュニケーションアート展入賞
ニューヨークADC展ロゴアート部門賞受賞 etc.

滉平写真小

見ていただきましてありがとうございます。続けて描いておりますので・・

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