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絵でつづる・独り言 6 三浦滉平

毎日、描きつづけています。ご覧いただきましてありがとうございます。
「絵でつづる・独り言」
の美しい本を発刊したいのです。どうしたら実現できますか良いアイデアをお聞かせください。宜しくお願い致します。

ゴーヤ

 ニガウリ ゴーヤ Bitter Melon :
ニガウリ別名ゴーヤとよばれ、最近ではゴーヤの呼び方が一般になっているようです。ゴウヤを絵にしようと思う時ちょっとためらう。ゴーヤの表面にはたくさんの突起物があり、それを一つひとつ描写していくには、ちょっとカッタルイナ!形もあまり美しくないし、むしろグロテスクな感じだし。
なかなか描くまえに自分自身の戦いがありました。でもゴーヤをグラフィック・アートに仕上げることに挑戦しました。やはりスケッチを描く時もその突起物のおおさにうんざり、・・・スケッチを丹念に仕上げ、色つけが始まりました。突起物の形やグラデーションをどう表現するか、手がとまりはじめました。これでやめたら2度と描かないなと思い、一つ、一つ、丁寧に作業を進めていくしかありません。この地味つな表現が見ようによっては美しく、だんだん楽しくなってきました。かなりの時間がかかりましたが満足感もありました。クロワッサン状のゴーヤ、結構よく描けたとおもいます。
今日のイニシャル・カリグラフィーはゴーヤのGにします。

バナナ

バナナ BANANA :
バナナはバショウと同じように幹のように直立する部分は葉が幾重にも重なり合ったものです。バナナの木と一般的に呼ばれるが、これは巨大な草である。だからバナナの実も本当は野菜なのだが通常は果物として扱われる。
生産地は台湾、インド、ブラジル、フィリピン、エクアドル、だが日本はバナナを主にフィリピンから輸入している。熟成するとバナナの皮に黒い斑点が現れるがこれはシュガースポットといい成熟度の目安になる。
バナナを描くのは意外と難しい、無機質の置物のバナナのようになってしまうのです。そしていかに美味しそうなバナナに仕上げるのが難しいのです。
今日のカリグラフィはイニシャルBを構成してみました。イニシャルBの人も少ないとおもいます。中学生の社会科の先生で馬場伴内というどちらをとってもイニシャルがBの人がいました。

ホウレンソウ

ホウレン草 Spinach :
ホウレン草の美味しい季節になってきました。ホウレン草の種子は外殼に包まれておりそのまま発芽する率が悪いことから、経済的な栽培にはネーキッド種子と呼ばれる裸種子が用いられる。ビニールハウスでも育てることができるので日本では比較的に栽培多い産地は千葉県と埼玉県だそうです。私はホウレン草のソティーが大好きです。オリーブオイルをフライパンに注ぎベーコンを細かく切ったものを入れ少し炒まったころにホウレン草のざく切りにしたものを入れフライパンをあおる。最後に卵と醤油を入れ熱々のものを皿にもり、レモン汁をかける。おかずに困った時はこれをやる。5分もかからない、ごはんが炊けていて、何を料理するか決まらない時はこれにかぎります。さて、作品のほうは茎から根にかけてのホウレン草の淡いピンク系のグラデーションが美しく表現できましたが葉の部分がイマイチな感じです。
今日のカリグラフィはホウレン草のイニシャルSにしよう。

ニンニク

ニンニク Garlic :
古来よりニンニクは体に元気を充電する食品として有名です,かの有名な栄養ドリンク「アリナミン」はニンニクの成分アリチアミンから、その名前が由来しているのだそうです。ニンニクを発酵させてできる黒ニンニクは栄養がさらに充実し話題のポルフェノールは生ニンニクの10倍だそうです。私は最近、友人のKさんよりニンニクの常備菜の作り方を教えてもらいました。
先ず大きめのニンニクの入った束をかいもとめます。それを一つづつ薄皮をはがし薄黄色のつるっとした状態にしたモノを 20粒ぐらい用意し、軽く電子レンジでチンをしてそれを中ぐらいのあき瓶のなかにうつします。市販の黒酢とハチミツをタップリいれて冷蔵庫で保存、これで出来上がり。毎日1粒か2粒を取り出してサラダの中などにきざみこんでおります。ニンニクの生の感じが嫌いな私のとっては簡単にできる常備菜がいつの冷蔵庫の中にあるので隠し味として役立っております。今日のイニシャル・カリグラフィはガーリックの G にしました。

トマト

トマト TOMATO :
トマトは世界で1番食べられている野菜です。中でもギリシャがよく食べられてる国の1つですたくさんトマト食べてる国は煮込んで食べること,日本のようにサラダとして食べることが多いのですんなり量はいけません。赤みのトマトの方が栄養価が高いといわれますが、私はピンクからへたに近いところが少しグリーンが残っている固いトマトがすきです。絵にする時、トマトらしさをだすのが以外と難しい。はじめはトマトのヘタを下においてスケッチをしていったのですが、どうもトマトらしくみえない。気に入らない。
それでヘタヲ上にして書き直してみたのですが、どうも納得がいきません。
それでは色彩でがんばろうと努力したのですが、いまひとつ美味しそうなトマトに仕上がってない。こういうこともよくある事です。今日のカリグラフィはトマトのイニシャルの T  にしました。


三浦滉平のプロフィール:
デザインハウス三浦を主催。数多くの作品を手がけ、大手企業のロゴ開発、企業のブランディングにも関わっている。現在、V-デザイン研究所、日本カリグラフィースクールの講師としてもデザインを学ぶ人達の育成にも従事。
フリーのグラフィックデザイナー、タイポグラファー、カリグラファー、
フレスコ版画の作製、グラフィックアーティストとして活躍中。

インターナショナル ビエンナーレ イタリア ネルアート賞受賞
デジタルパブリシング グランプリ大賞受賞
アジアデジタルアート大賞 アメリカンコミュニケーションアート展入賞
ニューヨークADC展ロゴアート部門賞受賞 etc.

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滉平写真小


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