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調理用トマトと生食用トマト

2018.01.15 15:33
トマトってたくさんの種類があるわけですが、僕は大きく二つに分けて考えます。

一つは生食用(せいしょくよう)トマト。そのままカットして生でサラダなどで食べる、名前の通りのトマトです。日本のスーパーの野菜売り場のトマトはほとんどがこちらのトマトですね。

そしてもう一つは調理用トマト。加工用トマトなんて呼び方もしますが、トマトソースにしたりトマトジュースにしたり、トマト加工製品の原料になるトマトです。

生食用トマトはピンク系トマトとも言い、果肉の色は真っ赤ではありません。甘みがあり水分が多く瑞々しいので、生で食べてまさにおいしいトマト。ただ、トマトソースにしようとすると、水分が多い分とろみをつけるためには煮詰めるのに時間がかかります。色合いも真っ赤ではなく、黄色っぽいオレンジ色になり、あまりおいしそうには見えないかな。

調理用トマトは赤系トマトと言われ、果肉まで赤い色が鮮やかです。生でももちろん食べられますが、水分が少ないので食感はもそもそした感じで、甘み、酸味ともおだやか。はっきり言って生で食べておいしいと思えるような味ではないですね。でも、このトマトが熱を加えると持ち味が引き出されるんですね。


写真は調理用トマト「なつのしゅん」

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