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カエルの合唱ならず、カエルの合掌🐸


早いもので、シュレーゲルアオガエルのケロコロロ達との生活も7ヶ月が経ちました。

三匹の個性に対しての理解も深まり、それぞれの性格が明らかになってきています !
雌カエルのロロは、手の使い方がとても上手で、度々に合掌のようなポーズをみせてくれます。

私達は、カエルの諺として「井の中の蛙、大海を知らず」という荘子の格言を知っていますが、柳宗悦氏や濱田庄司氏と共に暮らしの中の品々に美を見出す「民藝運動」を展開された陶工の河井寬次郎氏は、それを「井蛙知天──井の中の蛙、天を知る」と言い換えた言葉を残されています✨

◇河井寬次郎の言葉と生き方〜暮しが仕事。仕事が暮し。

https://discoverjapan-web.com/article/35791

小さな井戸の中にいる蛙は、大きな海を知らない〜つまり世間知らずで物事の理解が狭い、というような否定の意味で使われていた言葉を、河井氏は、その狭い井戸の中の蛙は天については誰よりも知っているスペシャリストである、という肯定の言葉に置き換えられていたのです😊

ロロの合掌している姿から思い出した河井氏の言葉に共感させていただきながら、生命の循環の中で、違えることなく粛々と自らの役割を生きている存在を愛おしく感じています💕

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