見出し画像

タネとヒト 生物文化多様性の視点から

画像1

先日、種子法廃止、種苗法改正をうけての昨今、注目を集める種子論議の日本におけるオピニオンリーダーのお一人でいらっしゃる龍谷大学経済学部教授の西川芳昭先生が清澄の里にご来訪くださいました。
長年にわたって交流させていただき、ご指導をいただいている先生と再会が叶い、先日は嬉しいひと時でした😊
その西川先生の編著書「タネとヒト 生物文化多様性の視点から」が農文協より発売されました📚
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784540211560
過去に種子をめぐる多くの著書を上梓されている西川先生ですが、今回の著書では「本書のねらい」でも述べておられますように、①農家vs企業という単純な図式を超えた、種子をめぐる複雑な現実に光をあてる、②日本だけでなくアジアの小農・家族農を対象に農家の生き方や言葉にならない感覚を重視する、③生物文化多様性の視点からタネとヒトとの持続的な関係を提言するという3つのテーマを設けて編著されています。
各分野でご活躍されている素晴らしい執筆者の皆様、また国内外の事例も豊富で、宇根豊さんから本書の編著者のみなさんへ寄せられた手紙からは「自家採種」や「自給」といった対抗概念としての言葉ではない「ヒトとタネの営み」の源泉にふれることになり、ハッとさせられる気持ちにもなりました✨
私達のプロジェクトの活動も少しご紹介いただいておりまして、ヒトとタネの多様で豊かな未来に想いを寄せる多くの方々に是非、手にしていただきたいと感じた一冊でしたのでご紹介させていただきました次第です🌱

※写真はいつもこよなくペーターを愛してくださる西川先生とペーターのツーショットでした💕

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?