キミはボクの年下の先輩。第10話「もしかして、キミは私に対して欲情しているのかい?」
*
「はい、これで終わりだね」
そう言って、加連先輩はボクから離れていった。
つまり、今日のシチュ活が終わったのだ。
ボクは残念に思いながらも加連先輩を見上げる。
「あの……加連先輩……」
「ん? なんだい?」
「今回のシチュ活って、加連先輩がやりたいことだったんですよね?」
「そうだけど」
「それにしては、ボクのメリットが大きすぎませんか? こんなにボクばっかり……」
「気にしないでいいよ。これが私のやりたいことだから」
「おねショタが、です