キミはボクの年下の先輩。第8話「私のメイド姿も、なかなかオツなもんなんじゃないかい?」
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「お、お待たせ……ショタくん」
「っ!?」
ボクは思わず息を吞む。
部室に帰ってきた彼女の服装は、まさにメイドそのものだった。
制服の上に着たフリルの付いたエプロン。
頭には可愛らしいホワイトプリム、そしてスカートも膝上ほどの丈があるクラシックタイプ。
「ど、どうだい……? 私のメイド姿も、なかなかオツなもんなんじゃないかい?」
彼女の、あまりのかわいさにボクは一瞬、我を忘れてしまう。
「えっ、あっ、はい、あの、とても、すごく、かわいいです