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KKPPツアーに行ってみた

 人生初のKyon2(ここらの表現がちと古いw)コンサート。
「KKPP」は、Kyouko Koizumi Pop Party
「アイドル」という括りに収まり切れないお方の31年ぶりのホールツアー。コロナ禍で声も出せない状況ではあるが行ってみた。

3月30日の追加公演。場所は中野サンプラザ、PM7時スタート。始まるまでに場内でかかっている洋楽のセレクトがプリンスなどで懐かしい~♬

とりとあえず、ここまでのツアーのセットリスト

1.The Stardust Memory
2.まっ赤な女の子
3.渚のはいから人魚
4.迷宮のアンドローラ
5.夜明けのMEW
6.ヤマトナデシコ七変化
7.艶姿ナミダ娘
8.Fade Out
9.私の16才
10.なんてったってアイドル
11.夏のタイムマシーン 1982-2022
12.夏のタイムマシーン
13.T字路
14.潮騒のメモリー
15.怪盗ルビイ
16.あなたに会えてよかった
17.優しい雨
18.My Sweet Home
19.月ひとしずく
20.木枯しに抱かれて

アンコール

21.学園天国
22.東の島にブタがいた vol.3


追加公演も同じセットリストだった。
超ヒット曲網羅だった⤴一緒に行った妻も満足したそうだ⤴

The Stardust Memoryでスタート!
丸く膨らんだ白のショートジャケットに紫のパンツに流行りの厚底スニーカーというスタイル⤴
ヤマトナデシコ七変化、艶姿ナミダ娘あたりで前半の中盛り上がり!
でも、オールスタンディングにはまだまだ。

昔の「振付」って出ちゃうものなのか!?それとも意図的にかな?
恥ずかしそうにやらないあたりが彼女らしい

会場各地に「ライトペン」らしきものを振りながらの方々が散見⤴
(やっぱり彼女はアイドルなのだ)

客席の女性とのやり取りで
「むっちゅう!?なに?同級生!?」厚木市立睦合中学卒業生同士(あつぎしりつ むつあいちゅうがっこう)にはほのぼのw

そして「なんてったってアイドル」、中盤で一番の盛り上がりを見せる⤴
「懐かしい~~!」
そして、会場も総立ちだ!

次のデビュー曲「私の16才」には懐かしさ最高潮!

で、ここで変化球!「Fade Out」(近田春夫作)
ジャケットを脱ぎ捨て、下に着ていた黄色のフーデットパーカを被りながら歌う。
これをシングルで出すあたりが「アイドル」っぽくないなぁと今更ながら思う。
https://youtu.be/8EfKhwUNUmw

次の曲、「夏のタイムマシーン」はデビュー40周年のアニバーサリー企画であるところの「夏のタイムマシーン 1982-2022」で僕たちをまさに「春のタイムマシーン」に誘う。
曲と共に薄めの網目スクリーンに映し出されるのは、現在の彼女が16歳の自分に語り掛ける様だ。まさにこの曲の歌詞を具現化している。

「優しい雨」のコンポーザーでもある鈴木祥子のコーラスとアレンジがとても良い♬


ここで小休止

後半は映像関係の曲

「T字路」、「潮騒のメモリー」と近年の曲から
「最後から2番目の恋」、「あまちゃん」の彼女の演技を思い起こす。

「怪盗ルビイ」、真田広之との共演が懐かしい。
つくづく和田誠氏の死は残念だ・・・(別ブログをご覧あれ)

「あなたに会えてよかった」、「優しい雨」、「My Sweet Home」、「月ひとしずく」と最後に向かってヒット曲が続く。圧巻である。

アンコールは2曲
「学園天国」、間違いなく「Pop Party」⤴⤴声を出せないが皆大盛り上がりだ!

最後の「東の島にブタがいた vol.3」(vol.
2でないのが彼女らしい。彼女のバージョンはvol.2である)でスマホ解禁!!
皆、ここぞとばかり激写、動画撮影だった。

初のKoizumiコンサートは行って正解!
妻も「同じく!」だそう。満腹でした。


最後に、小泉今日子について




彼女のことは1982年のデビューから知っているし、気が付けばヒット曲網羅のベスト盤やらCDもそこそこ所有。
「怪盗ルビー」も観ている。真田広之には嫉妬したかも!?

TVドラマはほぼ見ている
「パパとなっちゃん」には感涙した。
「最後から2番目の恋」には感情移入。
そして「あまちゃん」。アイドルになれなかった母親役とは!

「好きな女性のタイプは?」という質問には、「小泉今日子」と答えること多し!
気が付けば、ソコソコのファンではあるww

ただ、彼女のすごいところはただの「アイドル」じゃなく「キョンキョン」という「商品」を自身で客観視できたところだと思う。

「自分の見せ方」を分かって我々に「売る」ことができた唯一といってもいい「アイドル」ではないだろうか。

その時々で一流のアーティストらと共演?しているのも彼女の才能である。
色々なところで「すごい方に教えてもらうのが好き」と語っている。

それは「歌手」だけでなく「俳優」「作家」としても出来ているところが素晴らしい。今も変わらず芸能界で輝いている所以だ。

彼女が朝日新聞の「Be」で語っている
「自分の見せ方、あり方をあれこれ考えた末、結局最後には、みんな捨てて、いつも丸腰で挑むことになってしまうんです。でも、それが自分の強みかも知れない」

全て演出されたものだけじゃないところが彼女の最強の「武器」だ。
小泉今日子、56歳。まだ彼女から目を離すわけにはいかないようだ。


#KKPP #小泉今日子 #Kyon2 #アイドル