シン・エヴァンゲリオンはただのアニメである。
これから毎日、シンエヴァの感想を書こうぜ!ということで3日目。短めのメモです。
TV版及び、旧劇はやはり素晴らしいアニメ作品であり、今後も古典として残り続けるのだろうと思います。
ただ、これらには最大の問題がありました。
庵野監督がエヴァという作品をあまりに真剣に作ってしまい、そして、彼のパーソナリティを詰め込み過ぎた。
そして、エヴァを見た若者はエヴァを真剣に受け止めすぎてしまったし、彼らのパーソナリティと強く結び付けすぎてしまった。
これがエヴァの最大の問題点であり、だからこそ社会現象になったとも言えます。
今回のシン・エヴァンゲリオンの良い所は、きちんとエヴァはただのアニメ作品であり、ただの劇だ、と提示したことにあるし、それが庵野監督のけじめのつけ方だったのだと思います。
エヴァがただのアニメ?当たり前じゃん!でも、これにたどり着くために20年以上かかってしまった。
でも、ただのアニメであっても、無意味でもなければ、無価値でもない。庵野監督とエヴァファンがこういう価値観を共有できるのならば、シン・エヴァンゲリオンは素晴らしい作品なのだと思います。
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