1人目の仲間への想い

株式会社Miuitでは1人目の仲間を迎え入れることになりました。ぼくからお誘いしたんですが、その理由をここに残しておこうと思います

先に書いておくと、仲間と言っても業務委託です。さらに出せる報酬も決して多くないです。それでも快く引き受けてくれた感謝いっぱいの方への想いです。


働きたかった理由

その方は別で本業があるのでここではAさんとしておきます。
Aさんはデザイン関連のお仕事を少しされていたので、僕がパンフレットのデザインを見てもらったことがありました。そのとき、ちょっとコメントもらえればいいな、と軽い気持ちで頼んだんですが1時間くらいかけて修正してくれました。
#この時点でやばい

それからしばらくして、僕は次のパンフレットを作っていました。その過程をTwitterに画像付きで投稿していたらAさんから連絡が。

「余計なお世話かもしれないですがフィードバックしていいですか?」

ここでまたもや僕は軽い気持ちでOKと返事をします。その結果、原稿用紙約2枚分のフィードバックを受け取ることになります(笑)
以前ビジネスモデルについても大まかに話していたので、それを表現するために必要な表現や色の選定が書かれていました。それは僕が悩んでいた部分ばかりで、全部見透かされていました。

その後、パンフレットの手直し自体は僕が行ったんですが、そのパンフレットはスーパーのチラシのような雰囲気から、伝えたいことが詰まったモノに変わりました。

一匹狼の意思決定

"一人起業"は意思決定の連続です。起業家育成プロジェクトに参加していて、メンバーと一緒に住んでいるので相談できる仲間はいます。それでも細かい話まで毎回相談をしていては相手に迷惑です。そんな中、自分が悩んでいた部分を自発的に指摘してくれて議論できる存在が貴重に感じました。

Aさんはデザインやブランディングのキャリアを歩んできた人ではなく、あくまでも学習中の身です。それでも僕は「スキル × 人間性」の数値で見たらこんな人はなかなか出会えないなって感じています。

今日も得意分野ではないながらも各種規約について調べてくれて、何度も助言をくれました。既にデザイン以外の部分も見てくれてスーパーマンぶりを発揮してくれています。

スタートアップはこういうときプロを雇うことの方が多いと思います。その観点から言うと今回の僕は間違っています。でも僕は自分の直感を信じたいです。この人となら絶対にうまくいくと。それを僕ら自身で証明していきます。


この人に選ばれる会社へ

今はAさんに「うちの会社でフルコミットしてくれますか?」と言える状況でもなければ、「将来的にはうちでフルコミットしてほしい」とも言える状況でもありません。
それでも、今後は僕が頑張って良い組織を作って、事業を大きくして「この会社でフルコミットしたい」と選んでもらえる会社にしていくという目標ができました。


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