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本日の猫たち #106(なぜトイレの前で…)

最近、妹猫がちょっとだけ食欲旺盛になりました。
といっても普段のごはんにおやつ(ちゅ~る一本)が加わったくらいです。
それでも大進歩で、これまでちびちび1/3舐めたところで「もういいです」と立ち去り、一度に完食できなかったちゅ~る(総合栄養食)。今では一気に一本いけるようになりました。

こころなしかふっくらしてきた妹猫


ただうちの兄猫(食べすぎ)からすると、ちゅ~るをもらえる妹猫が羨ましくてたまらない。兄猫にとってちゅ~るとは、病院に行ったとき、爪切りを終えた後などのご褒美食です。普段あげていないので、妹猫がちゅぱちゅぱ食べているとやっぱり気になります。
兄猫のいない別室に妹猫を隔離してあげても、勘づいた兄猫が飛んできて「くれーくれー」と騒ぎます。
(先住猫は1歳までちゅ~るをあげなかったので、兄猫のような執着はありません)
妹猫は妹猫で「皆がほしいなら私は別にいいよ」「兄猫にあげて」と遠慮してしまうタイプ。また妹猫は食事中に集中力が切れると、「もういいや」といなくなってしまいます。妹猫だけが食事しているとき、兄猫が「遊ぼうよ~」とじゃれてきたら、そこで妹猫の食事タイムが終わってしまうのです。

なので、妹猫にどうやってちゅ~るをあげるか、が目下の課題でした。

どうしたものかなと思っていたのですが、妹猫自身も落ち着いて食べられる環境(個食)を求めていたのかもしれません。

ここ数日、私が妹猫用のちゅ~るを手にすると、「こっちこっち」と妹猫が安全な場所(兄猫がいない)に誘導してくれるようになったのです。

が、その場所がなんと猫用トイレの真ん前
(写真は控えます)

これぞ本当の便所飯。
(私がいるから個食ではなく、二人?なんですが)

トイレ掃除はその都度まめにしていますし、脱臭機を置いているので特に臭ったりはしないのですが、なぜトイレの前を選んだのか。
「本当にここでいいの?」と妹猫に確認しても「いい!」らしいので、仕方なくそこでちゅ~るをあげると、美味しそうに目を細めて(時に邪悪な顔をしながら)上手に舌先を巻き、スプーンのようにしながら、ちゅ~るを舐めとります。

ちなみに私は猫に関係する資格をいくつか持っているのですが、そのときに「猫はきれい好きなので、トイレの近くにご飯や水飲み場を設置してはいけません。猫が嫌がります」というようなことを勉強した覚えがあります。
でも猫が自らすすんでトイレの真ん前で食べている状況。この場合、一体どうしたものかと……。

ただ様子を見ていると、妹猫の誘導する場所は毎回違います。
トイレの前が一番多いのですが、

「今日は段ボール箱の中がいい」
「今日は窓際がいい」
「ばあや、ちゅ~るをこっちにもってきてちょうだい」


……わかりました(溜息)。

お前、プリンセス扱いしてほしいだけやないかい!

わがままプリンセスになりつつある妹猫


ちゅ~るを喜んで食べている(のにそう見えない)妹猫


妹猫「うまいにゃー」(邪悪)
心の声と顔つきが一致しない妹猫


今日もまた「こっちこっち」と誘導され、トイレの真ん前でちゅ~るをあげたのですが、四番目の猫(私のこと。妹猫のパシリ)が言うことを聞き、妹猫は大変に満足そうでした。

食欲旺盛なのはなによりなのですけどね。
猫の知能は2歳児程度と言われますが、個人的にはもう少し高いのではないかなと思う今日この頃です。

夜は侵入者(虫)チェックに余念がない三匹
左から兄猫、妹猫先住猫


最後まで読んでいただき、ありがとうございます☺
猫飼いの皆様、楽しく快適な猫ライフをお過ごしください。


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