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青の緞帳が下りるまで #05

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序章 A王女 5


「失敗した……」

 劇場の裏口でアンナは頭を抱えた。

 彼女のせいで、インタビューが早々に打ち切られたことを恨みに思う記者たちが、これみよがしに罵りながら、足早に通り過ぎていく。
 O出版社に入る苦情の電話も一つや二つではないだろう。
 予定されていた、個別インタビューも、マエストロの体調を慮って、中止ということになった。

 イーラは溜息をつく。ユヴェリルブルグに来てから、何かとついてない。

「アナスタシア王女の名前を出すのはまずかったわよ」

 落ち込んでいるアンナにイーラは声をかける。

「そうなんですけど。つい……そう言ったほうが手っ取り早いかと思って」
「タチアナ・Lって、研究テーマだったっけ」
「編集長に削られた原稿に書いたんです。ヤローキンと同様、謎が多い伝説の歌手なんです」
「聞いたことないわ」
「そうかもしれないです。今までタチアナ・Lのことを知っている人に会ったことはほとんどありません。でも実在の歌手なんです。王立音楽院の教授をやっていた祖母が証人です。自分が知っている歌手の中で最高なのはタチアナ・Lだって」

 アンナは興奮しながら語った。

「仮に、それが事実だとしても今日の記者会見でいきなりタチアナ・Lの名前を出すのはまずいと思うわ。マエストロも面食らってらしたし。だいだい、その歌手とマエストロとどういう関係があるっていうの?」

「大有りですよ! ニコライ十世の式典でタチアナ・Lはヤローキンの歌を歌っているんです。マエストロがタチアナ・Lと接点を持っていた可能性は大じゃないですか」
「ヤローキンの歌……ということは、国王賛歌?」
「そうです!」

 イーラは祖母の話を思い出す。なにかそういう逸話を聞いたことがあるような気がする。ヤローキンの国王賛歌は難曲で、ほかに歌える歌手がいなかったとか。

「それでも」
 と、イーラはアンナに向き直る。
「あなたの質問は失礼だったと思うわ。タチアナ・Lのことを聞くなんて。今日の記者会見はマエストロが主役で、マエストロの凱旋と音楽祭がテーマなんですもの」

 イーラに言い込められ、アンナはぐっとつまる。

「そうかもしれませんね。そこは……軽率でした。名刺とりあげられたから、次から取材させてもらえないかもしれませんしね」

 それ以上のことは、アンナには言えなかった。むしろ――イーラは彼女の行動力を称賛したいくらいだった。あれくらいのことをやれるから、彼女にチャンスが回ってくるのだ。

「でも老人ってあっという間に亡くなってしまうんですよ。マエストロに訊ねるチャンスなんてもうないかもしれないのに」
「ひとまず、ここで待つしかないわね」

 イーラはアンナと一緒に楽屋付近に待機する。
 劇場付近には多くの人が集っている。リハーサル開始時刻まであと二時間。マエストロが楽屋から出てくる一瞬を狙うべく、カメラマンたちはすでに場所を陣取っていた。

「うわ、出遅れた」
 アンナはカメラを取り出す。
「写真も撮れなかったら、それこそ最悪です」

 廊下に立っていると記者たちの話し声が耳に入ってくる。

「リハーサルまでここで待機か。マエストロは仮眠をとりたいから、絶対に楽屋の扉を開けるな、だそうだ」
「さすがに楽屋に二時間もこもらないだろう。トイレ休憩には出るだろうから、そのときがチャンスかな」

 楽屋に二時間――。その言葉を聞いて、イーラははっとする。

「しかし、この劇場、改装したといってもなんで中途半端な改装なんだろうな。マエストロの楽屋って、壁を塗り直しただけで、ほとんど改装されてないらしいぞ」
「どうせ予算をケチったんだろ」

 イーラは劇場の壁にさわる。イーラはこの劇場の秘密を知っている。
 この場所は子供の頃、祖母と来たことがある。
 改装前の廃墟の劇場に二人で入った。改修工事がおこなわれる前に、見ておきたいという、祖母のたっての頼みで。

 劇場のエントランスは厳重に閉鎖されていたが、祖母は裏口を知っていた。

 ――楽屋に行ける秘密の通路があるのよ。

 ――秘密通路?

 ――ええ、知る人ぞ知る。まだ使えていればいいのだけれど。

 ――だめだよ。不法侵入は犯罪になる。

 ――難しい言葉を知っているのね。でも大丈夫よ。仮に見つかっても、ある人の名前を出せば、解放されると思うわ。

 祖母は時折、大胆だった。
 そうして祖母の後ろについていった先が楽屋だった。

 その壁に記された文字――V、V、M、Aを見て、祖母は目を細めた。

 ――懐かしいわ。まだ残っているのね。

 そう言って、文字を目に焼きつけるように祖母は壁を見つめた。
 カメラがあれば、写真におさめたであろうに、戦時中は物資が手に入らず、カメラのような高級品は庶民の手が届くものではなかった。

 ――この劇場で私はアナスタシア王女を演じたことがあるのよ。といっても、当時も今のような廃墟で、青の緞帳は上がっていなかったけれど、私の最初の王女役だったの。

 ――なんていう演目なの?

 ――演目はないの。そう。なんて言ったらいいかしら。ほとんどアドリブだったのよ。

 ――ここの劇場で?

 ――そうよ。そのアナスタシア王女を演じたときの、最初の観客があなたのおじいさん――ミーチャよ。最初の観客というか、相手役といったところがいいかしら。
 ――おじいちゃん、演劇なんてやったの?

 ――やるつもりはなくても、巻き込まれてしまったのよ。あの人は、生真面目だけど、何かと不器用な人だから。

 祖母はおかしそうに笑った。

 ――あなたのおじいちゃん――ミーチャと出会ったのもユヴェリルブルグだった。そしてこの劇場で避難生活を送ったの。この劇場を建設したサルティコフ大公という方は変わっていらして、劇場周辺に秘密の抜け道をたくさん作ったのよ。あまり自分の姿を見られたくなかったらしくてね。秘密通路を使えば、誰に見られることなく、劇場の楽屋裏まで行くことができるの。

 ――どうしてそんなことを知っているの?

 ――どうしてかしらね。

 そう言うと、祖母は微笑んだ。

 ――これは私とあなただけの秘密。秘密通路は万が一のために、宝を疎開させるために作られたそうよ。

 ――宝?

 ――ええ、劇場には青の緞帳があるでしょう? 青の緞帳があるところには至宝がある。

 祖母は謎かけのようなことを言った。
 あのときの言葉は今も覚えてる。
 劇場は改修されたため、勝手が変わっているかもしれないが、当時の通路がまだ残っている可能性はあった。

 せっかく祖国に戻ってこられたマエストロが二時間も楽屋にこもっているなどありえるだろうか。
 イーラの祖父母は秘密通路を使って劇場に出入りしていた。ということは、一緒に避難していた二人も知っていた可能性が高い。
 壁に残された四つのイニシャル。
 Mはミーチャ。Vはヴィーカ。残るイニシャルはAとV。そのVがヴィターリー・ヴォルホフ――マエストロであるなら――。
 祖母が押した暗証番号は覚えている。忘れるはずがない。

 Y-A-L-O-K-I-N

 そう。ヤローキンという暗証番号だったからこそ、イーラはこの劇場がヤローキンの名を冠することに違和感を抱かなかった。

 マエストロは三つある楽屋のうちの、奥の楽屋を選んだという。
 その楽屋から続く秘密通路は中央広場の物置小屋に続いている。ということは、そこに行けば、マエストロと出会えるのではないだろうか。

「ごめん。すぐに戻るから」

 カメラをセッティングしているアンナに声をかけると、イーラは走り出した。

 リハーサルまでの二時間。楽屋にこもるなど、いくら音楽家でもらしくない。
 故国に戻ってきたわずかな時間。少しでも外の空気が吸いたい。故国が見たいと思うものではないのだろうか。軍の監視があるなら、なおさら一人で。

 そう思うのは、イーラの祖母がきわめて大胆な行動をとる人だったからだ。もしかしたらマエストロもそうなのかもしれない。

(いた……)

 イーラの予感は当たった。
 物置小屋の扉を後ろ手に閉めたイーラは、中央駅前広場のベンチに腰掛ける老人に気づいた。
 手編みのハンチング帽に古ぼけたジャケット。その顔はニュースで取り上げられていても、まさかこんなところにマエストロが一人でいるなどとは誰も思わないのだろう。

 国の英雄に話しかける人はいない。
 広場には鳩がたむろしている。噴水のそばで鳩に餌をやる人。ベンチに座ったマエストロは、ぼんやりとまわりを眺めていた。
 広場にはポプラの樹が植えられており、ポプラの綿毛が周囲を舞っている。
 まるで雪のように。

 そして広場の中央では子供たちが青い国旗をふりながら、歌っていた。

 ――この世に 幸いあれ……。

 マエストロが編曲した、ヤローキンの聖歌だ。

 アルトランディア人であれば、知らない人はいない。
 もとは国王賛歌と呼ばれた曲だったが、王政が廃止された後は、歌詞を変えて歌われるようになった。
 国王暗殺事件の際に、亡くなったヤローキンへの敬意をこめ、歌われ、独立の機運を高めた。
 アナスタシア王女がこの曲を嫌っていたという事実も、曲の普及に一役買った。

 その子供たちの合唱を、マエストロは懐かしそうに見つめていた。
 話しかけて邪魔するのも申し訳ない気がしたが、イーラは記者会見のときのアンナのように勇気を振り絞った。

「こ……こんにちは、観光ですか?」

 明るい声で話しかけると、マエストロは会釈をした。
 イーラは記者会見会場にいたことには気づかれなかったようだ。

 イーラはさりげなくマエストロの隣に座った。

「ユヴェリルブルグは初めてですか? ここはアルトランディアの中では芸術的な街でしてね。ここから車で三十分ほど行ったところにサルティコフ邸がありますよ。最後の国王ニコライ十世が幼少を過ごされたという屋敷です。劇場や仕掛け部屋があって人気が高いんですよ」

 逃げられないように、イーラは駅前にいる観光ガイドを装った。

「今の時期なら庭園が見頃です。音楽祭週間は無料で開放されているんですよ。ああ、それからこの広場の裏通りには教会があるんですけど、そこの聖歌隊はレベルが高くて有名なんです」
「いや、お嬢さん、私は観光に来たわけでは――」
 警戒心を持ったマエストロの目の前に、イーラは用意した名刺をすっと差し出した。

 マエストロは律儀にも、ポケットから老眼鏡を取り出し、名刺をまじまじと見た。

『ライター イーラ・アファナーシエワ』

「取材ならお断りです」
「違います。苗字をお見せしたかったのです。私はドミートリー・アファナーシエフの孫です」
 祖父の本名はドミートリー・アファナーシエフ。彼が憶えているのであれば――彼が父が言う、ヴォルホフなのなら、反応があっていいはずだった。

「ドミートリー? ……ミーチャか?」

 マエストロは小声で言った。できる限り感情を押し殺した声だった。

「そうです」
「なんということだ。きみがミーチャの孫……。だからこの場所がわかったのか」

 マエストロはイーラに訊いた。

「劇場に展示されていたミーチャとヴィーカの写真は、あなたの持ち物だったのですか」
「ええ、そうです」

 イーラはうなずく。
 やはりマエストロは気づいていたのだ。劇場の楽屋の壁に書き込まれたVは、ヴィターリー・ヴォルホフで間違いなかった。

「あの写真の少年はあなたですよね」

 マエストロは周囲をうかがい、うなずいた。

「度胸のあるお嬢さんだ。秘密警察に見張られているというのに」
「秘密警察?」
「この国に入ってから監視されているんです。外の世界のことはアルトランディア人には話さないようにと言い含められています。物品の引き渡しも厳禁です。ですから、あなたはあくまで私のことを知らないという態度を装ってください」

 そう言うと、マエストロは正面を向き、子供たちの合唱を聞き入っているふりをした。

「彼は……ミーチャは元気ですか? 公演に是非招待させてもらいたいのですが」
「祖父は第二次世界大戦が始まると同時に病気で亡くなりました。私は祖父の親戚の家に疎開し、生き延びたのです」
「そうですか。やはり……」

 ミーチャが生きていないことを、マエストロは覚悟していたようだった。

「積もる話といきたいところですが、長話は禁物です。私と接触したことでお嬢さんに迷惑が及ぶかもしれない。秘密警察が不審に思わないように、すぐにこの場を立ち去りなさい」
「あの……」

 イーラはマエストロを呼び止める。どんなリスクがあっても訊いておかなければいけないことがあった。この機会を逃すと、二度とチャンスがめぐってこないかもしれない。

 アナスタシア王女のことだ。

 それから、マエストロの記者会見でイーラは気づいてしまった。祖母の証言と、マエストロが話した経歴に齟齬がある。

「もう一つだけお聞きしたいのです。今回、危険をおかしてまでこられたのはAのためですか?」
「A?」
「楽屋の壁に残されたイニシャルです。祖父と祖母のイニシャルのMとV、そしてあなたのVとAが書かれていました。あなたはひょっとしてAと再会するために戻ってこられたのではないのですか?」

 そう言ったとき、マエストロはわずかに表情を変えた。

「きみはAを知っているのか? Aは生きているのか?」
「いえ……」
「プログラムの名前を見たが、彼女はいなかった。年をとって歌手を引退したかもしれないのだが――教えてくれ。彼女はどこにいる? 彼女は生きていれば、相当な歌手になったに違いないんだ」
「歌手?」

 その言葉にイーラは困惑した。Aはアナスタシア王女ではなかったのだろうか。

「マエストロ、あらためて時間を作っていただけないでしょうか。お話をうかがいたいのです」
「それは厳しいです」
「そうおっしゃらずに」
「特別な取材は受けません」
「どうしても受けてもらわないと困るのです。聞きたいことがあるのです」
「残念ですが、無理です」

 イーラは大きく深呼吸をする。このままでは埒があかない。
 鞄の中に入れた資料を確認すると、イーラは思い切って言った。

「マエストロ、実は――私はあなたを脅しにきたのです」
「それはまた物騒な」

 マエストロは愉快そうに笑った。イーラの言葉を真剣に受け取っていない様子が見てとれた。

「この封筒はあなたに渡すはずだったものです。私は亡くなった祖父から、あなた宛ての手紙と資料を預かりました。見てはならないと言われたんですが、見てしまいました」

 謝罪しつつ、イーラは話を続けた。

「ご存じかもしれませんが、祖父は王宮の至宝の疎開任務に携わっていました。戦争の混乱の最中、祖父がトパーズを売り飛ばしたというデマが飛び交いました。祖父には多くの前科があったようなのです。王立軍勤務だったことも悪く働いたようです。数々の任務をこなしてきたのに、称賛されることはなく、不遇なまま亡くなりました。それは国外に逃げたあなたを守るためであったようなのです」

 マエストロは黙ってイーラの話を聞いた。彼が無関心を装ってられるのも、ここまでだ。

「祖父の資料を読んで、気づいたことがあるんです」

 イーラは一呼吸おいて言った。

「あなたは――王都にいたヤローキンに一度も会ったことがない」

「なにを突然」

 マエストロは軽く笑った。動揺を隠す演技なのか、本当の笑いなのかはわからなかった。

「ごまかさないでください。私は知っているんです。あなたがなぜアナスタシア王女に関する質問を拒否したのか。答えたくないのではなく、答えられないのです。あなたは一度も王都に行ったことがないからです。それを公表したら、ヤローキンの唯一の弟子であるというあなたの経歴に傷がつきます」

「そうですね。そんなことが知れたら世界中でスキャンダルになるでしょうね」
 マエストロはイーラの話を軽くうけながすと、他人事のように言った。

「で、あなたはそれをネタに私を脅すと」
「はい」

 うなずくと、マエストロはおもしろそうに笑った。

「なかなかこわい脅しですね。では、お嬢さん。あなたが知りたいことは何なのですか?」

「Aの正体です。私はアナスタシア王女に関する本を書いたのですが、王女を知る人の証言が少ないのです。あなたが祖父が知るヴォルホフなら、王都には行っていない。でも、あなたはひょっとすると、公にできない場所で――例えばY劇場で、アナスタシア王女に会ったのではないでしょうか」

「王女に?」

「ええ、私の祖母Vは――この劇場でアナスタシア王女の役を演じたことがあるそうです。で、その際、王女に近い人間から王女の話を聞いたと話していました。そのAという人が、王女に近い人間だったのではないでしょうか。もしくは――」

「王女自身?」

 高齢でもマエストロの頭の回転ははやい。

 イーラはマエストロの言葉に大きくうなずいた。マエストロがAがアナスタシア王女であることを証言してくれれば、イーラの原稿の説得力が増す。

「どうか力を貸していただきたいのです。アナスタシア王女が悪者ではなかったということを周知することが、祖父の名誉回復につながる可能性があるのです」

「ミーチャは私の恩人だ」

 逡巡した後、マエストロは言った。

「ミーチャがこの書類をきみに見ないようにと言った気持ちはわかる。真実が明るみになったとき、傷を負うのは、亡くなったミーチャたちではない。きみだ。きみこそ――犯罪者の孫という烙印を、世間からおされることになるからだ」

「犯罪者の孫……だなんて、今までもそう思われました」

「いや、そうではない。噂ではなく、確定させてしまうことになる」

 マエストロは慎重に言葉を選んだ。

「私も半世紀の間、考えていた。あの国王暗殺クーデターでアナスタシア王女は命を落としたとされる。その原因になったのは、おそらくミーチャだ」
「おじいちゃんが?」
「ああ、ミーチャはそのことだけは、きみに知られてくなかっただろうな。もちろん、きみに聞く覚悟があるなら、話そう。そうだね。アナスタシア王女は悪人ではなかったのかもしれない。知らない間に、アナスタシア王女暗殺に関与してしまったのは、むしろ我々なのかもしれない」

 雪のようにふりそそぐポプラの綿毛を見て、マエストロは自嘲するように笑った。

「私に時間はとれないが、そうだね。マルーシャという人にかわって、きみにY劇場を案内してもらいましょうか。本番前に一つ一つの展示を見ながらなら、昔話ができるかもしれない。明日、劇場を訪ねてきてください」

 思いがけない幸運に、イーラは震えた。マエストロの独占記事が書けるかもしれない。
 マエストロは時計を見ると立ち上がり、イーラに会釈した。

 少し残念な様子だった。もしかすると、ここで彼は誰かを待っていたのかもしれない。待っていた相手は、おそらくイーラではなかったのだろう。

 イーラはマエストロの背中に投げかける。

「どうして……駅前広場にいらっしゃったんですか?」

「私がAに会ったのは、ここだからです」

→(次回)「青の緞帳が下りるまで #06」(展示品一 アルトランディア王国の金貨)

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