本日の猫たち #065
こちらで何度かお話ししていますが、うちの妹猫は先住猫が大好きです。
が、兄猫のように「わーい!」とまっすぐ押しかけるのではなく、先住猫のパーソナルスペースの外に座り、少しずつ距離を縮めていきます。
その様子がとても奥ゆかしいのです。
たとえば今日。
先住猫がバリバリボウルの上で寝ているのを発見した妹猫。
本当は隣の箱ではなく、バリバリボウルの上に行きたいのですが、「私は箱に入りたかっただけです」と、あくまで素知らぬふりをして箱にIN。
妹猫がまだ小さかったときはまっすぐに先住猫に甘えて行ったのですが、成猫になってから少しだけ遠慮をするようになりました。
でもしばらくすると、やっぱり移動します。
先住猫を起こさないように、そーっとそーっとバリバリボウルの上に座ると、妹猫は細心の注意を払って、そーっと先住猫に寄り添います。
といっても、先住猫はすぐに起きるのですけどね。
妹猫は「うれしい」という感情がすぐに顔に出ます。
ちゅーるをもらうときよりも、先住猫と一緒にいるときのほうが「幸せ」なようです。その顔を見ると、見ているこちらがほっこりします。
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さて、その先住猫が大好きな妹猫ですが、先住猫に甘えてごろんごろんしているつもりが、知らず知らず先住猫を痛い目にあわせてしまっていることがあります。
見ていてすごいなと思うのは、妹猫になにをされても先住猫が反撃しないことです。相手はもう子猫ではないので、「シャー!」とパンチの一つくらい、あたえても問題ないと思うのですが(むしろ嫌なときは行動で示すのが普通)、先住猫はじっと耐えます。
相手が兄猫の場合、アログルーミング(お互いに舐めて毛繕い)から、取っ組み合いのプロレス(じゃれ合い)に発展することがあるのですが、先住猫と妹猫が喧嘩しているところは見たことがありません。
何度も言っていることで恐縮なんですが、うちの平和は穏やかな先住猫のおかげで保たれているのだな、と思うと本当に感謝しかありません。
最近、その先住猫の(指導の)おかげか、人間に対してグルーミングしたことのなかった妹猫が心を開き、手の甲を一舐めしてくれるようになりました。
毎日少しずつですが、変化があります。
我が家が猫たちにとって、幸せで安心できる場所であってくれれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます☺
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