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本日の猫たち #298

猫たちと暮らしていると「自分の目的達成のためなら、相手のことは二の次」というのがよくわかります。

二日前のこと。先住猫がひとりで寝ていたところに、兄猫が「舐めて」とやってきました。うちの兄猫は「お返し」をしないので有名です。
妹猫も先住猫に「舐めて」と甘えるのですが、舐めてもらったあとは、必ずお返し(先住猫を舐める)しています。

先住猫もたまには断ればいいのに、やさしいので(母親気分?)いつも兄猫の全身を舐めてやるのです。

兄猫の耳の中を舐める先住猫


いつもいい思いをしてばかりの兄猫ですが、この日は違いました。

兄猫が「次はこっちを舐めて」「次は背中を舐めて」とごろんごろん動くので、先住猫からすると舐めにくいことこの上なし。
「舐める」という本懐を遂げるため、先住猫はすっくと立ち上がり、兄猫をおさえつけました。


先住猫のお尻にしかれた兄猫



舌をしまいわすれた兄猫



兄猫の上にのる先住猫



先住猫からすると悪意はまったくなく、兄猫の毛繕いのため、自然とこの体勢になってしまっただけなのですが、お尻の下の兄猫が「きゅーん……」と苦しそうに鳴いていてもお構いなし。まるで日頃の素行のお仕置きのように、兄猫をおさえつけて、全身くまなく毛繕いしました。

他猫の上にのる行為は妹猫もやります。
「先住猫のそばにいる」という目的のために、兄猫が犠牲になります。

兄猫を踏み台にする妹猫


そういう猫の習性?、我が家の3匹の関係性もおもしろいなと思います。

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