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本日の猫たち #349
あたたかい日は猫たちが開きます。
本日の写真で和んでいかれてください。
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とそれを見る先住猫(右)
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我が家の妹猫は先住猫のところによくおしかけます。
今日もバリバリボウルでひとりでくつろいでいた先住猫のところにやってきて、気がついたら隣にいました。
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過去の投稿でも何度かふれたことがあるのですが、妹猫はうれしさMAXになると先住猫に攻撃してしまうスイッチが入ります。
今日も最初はほのぼのと見ていられたのですが、だんだん雲行きがあやしくなり……。
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温厚な先住猫はまったく怒らず、抵抗せず、妹猫のなすがままになっています。そしてすごいのが、どれだけ妹猫がバタバタ暴れても、二匹ともバリバリボウルから落ちないということです。
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飼い主はというと、趣味で引き続き翻訳。友人にすすめられ、アレクサンドル・グリンの『Крысолов(ネズミとり?)』を読みはじめました。
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グリンは有名な『Алые паруса(緋色の帆? 深紅の帆?)』の作者です。
(すみません、日本語で読んだことないので邦題の定訳を知りません)
Алые паруса(緋色の帆、読み:アールィエ パルサー)はペテルブルグに住んだことのある方なら、一度は耳にしたことがあると思うのですが、毎年白夜の6月下旬、ペテルブルグで催される卒業生お祝いイベントの名前でもあります。(この小説からとったそうです)
1968年から祝われていたそうなのですが、中断し、ペテルブルグで復活したのが2005年。ちょうど私がペテルブルグにいたときです。
コンサートあり、ショーあり、花火が上がり、実際に赤い帆船もネヴァ川にあらわれ……という壮大なイベントです。
『Алые паруса(緋色の帆)』はその昔、読んだ覚えがあるのですが(映画も見ました)、ぼやっとしか覚えていないので、この機に読み直してみたいです。
……脱線しました。
『ネズミとり(Крысолов)』に戻りますが、このタイトルを見て、最初に思い出したのが『ハーメルンの笛吹き男』です。
ハーメルンの笛吹き男のざっくりあらすじ:
ネズミの被害(疫病)に苦しむハーメルンに奇妙なまだら服を着た男がやってくる。男は笛を吹いてネズミを退治するが、町の人々は彼を冷遇したため、男は再び笛を吹き、子供たちを連れて姿を消す。
この物語、日本語では『ハーメルンの笛吹き男』なんですが、ロシア語では『Гамельнский крысолов(ハーメルンのネズミとり)』と言います。
なんで「ネズミとり」なのかと思いきや、ドイツ語の原題が『ハーメルンのねずみとり』(Rattenfänger von Hameln)だからだそうです。
英語だと『Pied Piper of Hamelin(ハーメルンの、まだら服の笛吹き男)』なので、日本語の訳はこちらから来たのでしょうか。
読書で、そういうちょっとした雑学を知るのが、楽しいです。
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最後までご覧いただき、ありがとうございます。
気が向いたら、またのぞいてやってください。
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