見出し画像

本日の猫たち #215

昨日、今日と飼い主は腰痛に苦しんでいました。

猫飼いあるあるではないかと思うのですが、冬場、猫たちは布団の上にのったり、中にもぐりこんできます。
(兄猫と先住猫は布団の中に入るようになりました。警戒心が高い妹猫は布団の上です)
三匹が布団に集合する時間は至福ではあるのですが、体のどこかにぴったりくっついているので、寝返りが打てません。兄猫が体の上にのっているときはまず身動きとれません(世の中の金縛りの原因の一つは猫ではないかと最近考えています)。

パズルのように組み合わさって寝る兄猫(左)と妹猫(右)
私が猫たちと寝るときは、兄猫のような体勢になっています


寝返りを打つときは手探り、足さぐりで、猫がいないスペースをさがして、猫たちに負担がかからないようにそーっとそーっと体を動かします。

妹猫(左)と先住猫(右)
うちの猫たちの寄り添い力、密着力はピカイチ


猫ファーストで動いていくうちに、気がつくとありえない体勢をとっていたり、布団から出てしまった肩や足が冷えてがちがちになっていたりします。もともとデスクワークのため、腰痛持ちではあったのですが、二日前とうとうまともに立てなくなったので、お世話になっている整体に駆け込みました。

施術後、「安静にしていれば(多少の運動は必要)来週にはよくなっていますよ」とのことで、ほっとしたのですが、帰宅して横になっていると、猫たちがわらわらとやってきます。

猫は本当にかしこい生き物で、飼い主の不調がわかるのです。
(四番目の大きな猫(飼い主)が2日前から猫化して四つん這いになって歩いていたりしたら、そりゃ誰でも気づくよ、という感じなんですが……)

それでなくともうちの猫たちは、集まることにかけては定評があります。
三匹全員がごろごろと喉を鳴らしながら私のまわりに集い、手や指を舐めてくれました。

この猫のごろごろ音は、猫がうれしいとき、気持ちよさを感じているときに出る音、というように一般に言われていますが、実は病気のときにもごろごろ音を出します。
(猫の骨折のなおりがはやいのは、このごろごろ音のおかげという説も)
ごろごろ音は人間にも有効で、血圧を下げたり、不安を和らげたり、ストレスをなだめたりする効果があるそうです。

そういうことを知ると、猫たちが私のためにごろごろ合唱してくれている姿は本当にありがたく、猫飼い冥利につきます。

兄猫(上)と妹猫(下)

ですが、賢明な方はおわかりでしょう。

この猫たちのやさしさのおかげで(猫たちは飼い主のまわりに集った後、ぴっちり寄り添って寝てしまった)、腰痛が……なかなか完治しないのです……。

猫たちとの生活は腰痛との戦いなんだなと思いつつも、自分に不調があったときに「猫たち」のせいにしたくないので、なんらかの打開策を考えようと思います。

最近、兄猫は空気清浄機がお気に入り


最後までご覧いただき、ありがとうございます。
寒さ厳しい季節になりました。どなたもご自愛(特に腰)ください。

ありがとうございます。いただいたサポートは活動費と猫たちの幸せのために使わせていただきます。♥、コメントいただけると励みになります🐱